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2025/10/04
Lステップ

【売上アップから業務効率化まで!】Lステップでできること・使い方を解説!

近年、CMやセミナーなどで目にする機会が増えた「Lステップ」。

「名前は聞いたことがあるけど、結局何ができるの?」
「LINE公式アカウントとの違いがよく分からない…」

そんな疑問をお持ちの事業者様も多いのではないでしょうか。

実際、GoogleやYouTubeで調べてみると、機能紹介や操作説明の記事や動画は多いものの、「自社でどう使えるのか」という活用イメージを持てるものは少ないのが現状です。

その結果、本来であれば売上アップや業務効率化につながるはずのLステップの導入を見送ってしまったり、逆に導入したものの活用できず解約してしまったりと、もったいないケースも少なくありません。

本記事では、実際の事例を交えながら Lステップでできること・活用方法 を整理してご紹介します。「自社ではどう活かせるのか?」が具体的にイメージできる内容になっていますので、ぜひ最後までご覧ください。

この記事は、弊社YouTubeチャンネルの『【完全イメージ化】Lステップでできること・使い方をLINE画面で見ながら解説!』を抜粋しまとめたものです。お時間のある方はぜひ本編をご覧ください

Lステップとは?公式LINEとの違い

まず、Lステップの基本を確認しましょう。
LステップとはLINE公式アカウントの拡張ツールで、両者を連携させることでマーケティングや業務効率化を実現できます。

例えるなら「LINE公式アカウントがスマホ本体、Lステップはそこに追加できるアプリ」のような存在です!

ただし多くの方は「ステップ配信ができる」「予約フォームが使える」といった機能単体で理解しているにすぎません。本来のLステップは、複数の機能を組み合わせて事業課題を解決するマーケティングツール です。

では、具体的にどんな使い方ができるのか。
マーケティングファネルに沿って整理すると分かりやすくなります。

マーケティングファネル内でLステップが活躍する場面とは?

マーケティングファネルというのは、お客様が商品を認知して購入、リピートするまでの流れを漏瑚のような形で表したものです。一般的に、お客様は

認知 → 興味関心 → 比較検討 → 購入 → リピート → 紹介

というプロセスを経て商品・サービスを利用します。この流れのうち、Lステップは興味関心以降のすべてのフェーズ で力を発揮します。

つまり、

・問い合わせ率の向上
・リピート率の向上
・業務効率化
・休眠顧客の掘り起こし

といった課題に対して、柔軟に活用できるのです。

「Lステップってそんなこともできるの!?」と驚かれる方も多いんです!ここから、代表的な5つの使い方を解説していきます!

①問い合わせ率の向上

まずは「問い合わせ率を高める」活用です。
ここでいう問い合わせは、店舗なら来店予約やカウンセリング予約、サービス業なら商談依頼、物販なら商品購入などを指します。

多くの企業は、広告やSNSから自社サイトや電話に誘導していますが、この段階で多くのお客様が離脱してしまうのが実情ではないでしょうか。

例えば、100人が予約ページに辿り着き、そのうち10~20人は実際に予約してくれたとしましょう。そこで、離脱した80~90人に何かしらのアプローチができれば、予約率を向上させることできます。

実際、Lステップを導入した接骨院の事例では、予約導線をホームページからLINEに変更したことで、 予約率が2倍以上に改善しました。

その理由は、Lステップのステップ配信(シナリオ配信)を活用した「追客」ができるから。ステップ配信(シナリオ配信)は、友だちが追加した日を起点に、1日後、2日後、3日後とメルマガのように決められた配信ができる機能です。

この機能を用いて、サービスの魅力やお客様の声を段階的に届けることで、検討段階にいる見込み客の後押しが可能になるのです。

初対面でいきなりデートに誘うより、LINEでやり取りを重ねてから誘った方が成功率が高いのと同じですよね!

②リピート率の向上

次に効果を発揮するのがリピート率向上です。
これは、一度利用したお客様にキャンペーンや情報を届け、再購入につなげる施策です。

現在、日本には1,300万件以上の公式LINEアカウントがありますが、そのほとんどは一斉配信しかできておらず、「刺さるメッセージ」を届けられていません。結果として、配信しても反応が薄く、リピート施策が機能していないケースが大半です。

しかし、Lステップなら、友だちの属性や行動に応じたセグメント配信が可能。「興味を示した人にだけ次の提案をする」など、きめ細やかな配信が実現します。

Lステップを使うことで「一人一人に合ったメッセージを送る」ということができるようになるんです!

実際に、美容クリニックの事例では、Lステップを活用したセグメント配信で 一度の配信から170件以上のリピーター予約を獲得しました。

③業務の効率化

Lステップは売上アップだけでなく、業務効率化にも貢献します。
代表的なのが予約管理の自動化です。

「予約のやり取りを手動で対応していて大変」という声は非常に多いですが、Lステップのカレンダー予約機能やフォーム機能を使えば、予約からリマインドまで自動で対応可能になります。

皆さんが、自分の事業で本当に注力すべきところに時間を割くことができるようになります!

例えば、ペットショップ事例では、猫の飼育相談をすべて手動で行っていた状況を改善し、Lステップで無料情報提供と有料相談を仕組み化。さらに見学予約もLINE上で自動化したことで、担当者の負担を大幅に減らすことができました。

④休眠顧客の掘り起こし

次に紹介するのが、意外と見落とされがちな「休眠顧客」の掘り起こしです。
例えば、

・初回来店から90日以上再訪がない顧客
・お試し商品を購入後に定期購入していない顧客

こうした層に、自動でリマインドやキャンペーン案内を配信できます。

通常のLINE公式アカウントでは一人ひとり手作業で送る必要があり、現実的ではありません。しかし、Lステップなら来店日を起点に90日後に配信を設定するなど、自動でフォローが可能です。

これにより、「せっかく獲得したお客様がそのまま離脱してしまう」という機会損失を防ぐことができます。

Lステップなら、お客さんの来店タイミングに合わせて一人一人個別にフォローすることも、全部自動でできるんです!

⑤顧客管理/分析

最後にご紹介するのが「顧客管理 / 分析」です。
「さっきの4つに比べるとちょっと地味じゃない?」と思うかもしれませんが、実はここが非常に重要なポイントです。

Lステップを使うと、友だち一人ひとりについて

・どこから流入したか
・どのメニューをタップしたか
・購入したか、していないか

といった行動データを管理できます。

LINEの中で誰がどんな動きをして、購入してるのか?
解像度高く分析できるようになるわけです!

この機能を活用し、例えば

・購入者と未購入者
・常連顧客と休眠顧客
・広告経由かSNS経由か

といった分類ごとに配信内容を変えることで、反応率が大きく向上します。

さらにデータを蓄積すれば、
「どの流入経路が最も購入につながっているのか」
「顧客はどの年代で、どんな悩みを持っているのか」
といった分析も可能になります。

Lステップ導入時の注意点

Lステップを導入する際に一番注意してほしいのは、「いきなり導入しないこと」です。
機能が多い分、やみくもに設定を進めても上手く活用できず、結果的に“宝の持ち腐れ”になってしまうケースが非常に多いんです。

そこで必要になるのが「設計図」です。
設計図とは、Lステップ内で「どの場面で、誰に、どんなメッセージを送るか」を視覚化したマップのようなものです。

なぜ必要かというと、Lステップは「もし〇〇なら△△する」といった条件分岐を組み合わせて設計する仕組みだからです。設計図なしでは設定が複雑になり、全体像が見えなくなってしまいます。

家を建てる時に設計図がなければ、部屋の配置も配線もバラバラになるのと同じで、Lステップも設計図なしでは「何をしたいのか分からないLINEアカウント」ができてしまいます。

ですので、導入の際は必ず設計図を作ることをおすすめします。

設計図の作り方が気になる方は、過去に解説した動画がありますので、ぜひそちらもご覧ください!

最後に

ここまで「Lステップでできること・使い方」について解説してきました。
ご紹介したのは全体のほんの一部で、実際はもっと多くの機能があります。気になる方は、ぜひこちらの記事もご覧ください!

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