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2026/06/10
業種別活用事例

【再診率と予防医療の受診率を伸ばす!】動物病院のLINE活用法5選

ワクチンの時期をお知らせしても、なかなか来院につながらない…

診療中で電話に出られず、飼い主さんの不安に応えきれない…

本記事では、動物病院の院長・スタッフ向けに、LINE公式アカウントとLステップを使って予防医療の受診率向上・診察予約の効率化・来院後の不安解消・継続通院の促進を同時に進めるための具体的な活用法を5つに整理しました。

受付スタッフが少なく対応に追われる院でも回せる運用設計を、100社以上のLINE構築支援の現場知見をもとに順番に解説していきます。動物病院ならではの広告の制約への配慮にも触れます。ぜひ最後までご覧ください!

動物病院がLINE公式アカウントを使うべき4つの理由

動物病院の運営は、予防医療や再診の案内が届きにくいこと、診療中で電話対応が難しいこと、受付スタッフの負担、高齢ペットの継続通院など、様々な課題があります。

① 予防医療や再診の案内が届かず来院が途切れる

ワクチンやフィラリア予防、健康診断などの予防医療は、案内が飼い主さんに届かなければ来院につながりません。はがきやメールでお知らせしても、見落とされたり他の郵便に埋もれたりして、適切な時期の来院を逃しがちです。

そこで、LINEで案内を届けると、普段使い慣れたアプリで開いてもらいやすくなります。メールの開封率が一般に10〜20%なのに対し、LINEの開封率はメルマガの3〜5倍にあたる60〜80%。院からの案内が読まれる割合に大きな差があります。

② 診療中で電話に出られず飼い主さんの不安に応えきれない

動物病院は診療中に電話が鳴っても、すぐに対応できないことがあります。飼い主さんは「この症状で受診すべきか」「術後のこの様子は大丈夫か」と不安を抱えても、電話がつながらないと判断に迷ってしまいます。

LINEで気軽に問い合わせできる窓口を用意すると、飼い主さんは診療の合間に確認してもらえる安心感を持て、軽症のうちの来院にもつながります。

③ 受付スタッフが少なく予約・問い合わせ対応に追われる

動物病院では、限られたスタッフが受付・会計・電話対応・診療補助を兼ねていることも少なくありません。しかし、予約の電話、再診の案内、問い合わせ対応を手作業で進めていると、診療が立て込む時間帯に対応が追いつきません。

LINEとLステップで予約フォームや予防医療の自動リマインドを整えると、定型業務を仕組みで回せるようになり、スタッフは来院した飼い主さんとペットの対応に集中できます。

④ 高齢ペットの慢性疾患で継続通院のフォローが続かない

高齢のペットや慢性疾患を抱えるペットは、定期的な通院と投薬の管理が必要です。しかし、次回の通院や投薬のタイミングを飼い主さんの記憶だけに頼っていると、通院間隔が空いてしまいます。

LINEで次回通院や投薬のリマインドを届けると、飼い主さんは無理なく通院を続けられ、ペットの健康管理にもつながります。

動物病院のLINE運用で押さえたい3つの軸

動物病院がLINEで飼い主さん対応を始めるなら、最初に下記の3軸を意識して設計しましょう。

目的 代表施策
予防医療・再診の受診率向上 予防医療や再診の案内を適切な時期に確実に届ける ワクチン・フィラリア予防のリマインド、健康診断のご案内
飼い主さんの不安解消と関係づくり 来院前後の不安に応え、信頼を積み上げる 問い合わせ窓口、術後ケア・投薬・食事の案内、属性別の健康情報
継続通院の支援 高齢期・慢性疾患の通院と投薬の継続を支える 次回通院・投薬のリマインド、定期フォロー配信

この3軸はバラバラに動かさず、ひとつのLINE公式アカウントの中で同時に進めましょう。

Lステップなどの拡張ツールを使うと、飼い主さんごとに目印(タグ)をつけて、ペットの種類・年齢・予防接種の時期・既往症など複数の切り口で配信を組み分けられるようになります。

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動物病院のLINE活用法5選

ここからは、動物病院の現場で実際に効果が出やすい使い方を5つご紹介します。

① ワクチンやフィラリア予防などのリマインドを配信する

予防医療は、適切な時期にお知らせが届くかどうかで来院数が大きく変わります。はがきや院内掲示だけでは見落とされやすく、案内のたびに印刷や郵送の手間もかかります。

LINEで予防医療のリマインドを自動配信すると、適切な時期に飼い主さんへ届き、再来院につながります。

予防医療リマインド配信のポイント
  • 狂犬病予防接種・混合ワクチン・フィラリア予防・ノミダニ予防など、ペットごとに必要な時期に合わせて配信する
  • 飼い主さんごとにペットの接種時期のタグをつけ、案内が必要な方にだけ届ける
  • 予約フォームへのリンクを添え、案内からそのまま来院予約まで進めるようにする

ペットの種類や年齢に合わせて必要な予防医療は異なります。一人ひとりのペットに合わせた案内を届けることで、飼い主さんは「うちの子に必要なこと」を把握しやすくなります。

② 診察の予約と受付をLINEで完結させる

診療中の電話対応は、スタッフにとってもつながらない飼い主さんにとっても負担です。

LINE上で診察の予約フォーム、確定通知、前日リマインドを完結させると、飼い主さんは電話がつながるのを待たずに予約でき、待合室の混雑緩和にもつながります。

LINE上の予約・受付設計のポイント
  • 「ご希望日時」「ペットの種類」「来院の目的(予防接種/体調不良/健診など)」に絞った予約フォーム
  • 予約確定後の自動メッセージで、来院時の持ち物や注意事項(絶食の有無など)をご案内する
  • 診察券番号や過去の来院情報と紐づけておくと、再診時の受付がスムーズになる

電子カルテや予約システムと連携できるようにしておくと、受付業務がさらに効率化し、スタッフは来院した飼い主さんとペットの対応に集中できます。

③ 来院後の不安に応えて信頼を積み上げる

診察や手術の後、飼い主さんは「この様子で大丈夫か」「投薬はこのやり方で合っているか」と不安を抱えます。この不安に応える接点があると、飼い主さんの信頼が積み上がり、かかりつけ医として選ばれ続けます。

来院後フォローの例
  • 手術や処置の後に、術後の過ごし方や気をつけるポイントをLINEで案内する
  • 投薬中のペットには、与え方のコツや、見られたら連絡してほしい症状をお伝えする
  • 気になることがあればLINEで相談できる窓口を用意し、受診の目安を伝える

飼い主さんが不安なときにすぐ確認できる窓口があると、症状が軽いうちの来院につながり、ペットの健康を守ることにもつながります。

なお、LINEでのやり取りはあくまで来院の目安をお伝えする範囲にとどめ、診断は来院時に行う前提で設計します。

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④ ペット属性別に健康情報を配信する

子犬・子猫を迎えたばかりの飼い主さんと、高齢のペットと暮らす飼い主さんでは、知りたい情報がまったく違います。

属性の異なる飼い主さんを一つの配信で扱っていると、徐々に開封率が落ちて、最終的に情報を読んでもらえなくなってしまいます。

LINE上で飼い主さんごとに目印(タグ)をつけて、ペットの属性別に配信内容を分けるのが基本です。

動物病院でよくあるセグメント分け
  • ペットの種類別:犬/猫/うさぎ・小動物など
  • 年齢別:子犬・子猫/成犬・成猫/シニア期
  • 予防・既往別:予防接種の時期/慢性疾患の通院中/術後の経過観察中

たとえば「シニア期の犬と暮らす飼い主さん」には、年齢に応じた健康診断の頻度や、気をつけたい体調のサインを配信すると、飼い主さんは「うちの子のことを考えてくれる病院」と感じ、かかりつけとしての信頼が深まります。

⑤ 高齢期・慢性疾患の継続通院をフォローする

高齢のペットや慢性疾患を抱えるペットは、定期的な通院と投薬が欠かせません。

次回の通院日や投薬の補充のタイミングをLINEでフォローすると、通院が途切れにくくなり、ペットの状態を安定して管理できます。

継続通院フォローの例
  • 次回通院の予定日が近づいたら、リマインドと予約フォームを届ける
  • 処方したお薬がなくなる時期に合わせて、補充のご案内を送る
  • 定期健診のタイミングで、前回からの変化を振り返るきっかけをお伝えする

継続通院のフォローは、飼い主さんの通院管理の負担を減らすだけでなく、ペットの慢性疾患の管理にも役立ちます。

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動物病院のLINE運用で失敗する3つのパターン

LINE公式アカウントとLステップは便利ですが、設計を誤ると効果が出ません。ここでは動物病院の現場で起きやすい失敗パターンを3つご紹介します。

失敗① 予防医療の案内を院内掲示や口頭だけで済ませて来院機会を逃す

予防医療のお知らせを院内のポスターや来院時の口頭だけで済ませていると、飼い主さんは適切な時期を忘れてしまい、来院機会を逃してしまいます。

来院時にLINE登録をご案内し、登録特典としてペットの健康管理に役立つ情報や予防スケジュールの目安を用意すると、登録率が上がります。

LINEに登録してもらえれば、次の予防医療の時期に自動でリマインドを届けられ、来院のきっかけを切らさずに作れます。

失敗② 全員に同じ配信で関心の合わない飼い主さんが離れる

登録してもらった飼い主さん全員に同じ配信をしていると、ペットの種類や年齢と合わない情報が続き、配信を読まれなくなってしまいます。猫と暮らす飼い主さんに犬の情報ばかり届けば、「うちには関係ない」と感じ、配信から離れていきます。

飼い主さんごとにペットの種類・年齢・予防時期のタグをつけ、合致する情報だけを届けることが、動物病院のLINE運用の前提です。

失敗③ 断定的・誇大な表現で飼い主さんの信頼を損なう

来院を促したいあまり、「必ず治る」「この治療なら安心」といった断定的・誇大な表現に頼ると、短期的に反応があっても、後で実際の経過と食い違ったときに信頼を大きく損ないます。さらに、こうした表現は後述のとおり広告上の制約に触れる場合もあります。

飼い主さんが落ち着いて判断できるよう、正確でわかりやすい情報を届ける姿勢を保つことが、かかりつけ医として長く選ばれる条件です。

動物病院の広告の制約について
動物病院の広告は、獣医療法・獣医師法に基づく広告の制限の対象です。診療内容や治療効果の保証、他院と比べて優良であるかのような表現、誇大な表現などは制限される場合があります。また、人の医療と同じく景品表示法の対象にもなり得ます。配信内容を設計する際は関係法令をご確認のうえ、必要に応じて専門家へご相談ください。
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動物病院のLINE運用 導入5ステップ

ここまでの内容を踏まえて、実際にLINE公式アカウントとLステップを院の運営に導入する流れを5ステップで整理します。

STEP 内容 目安期間
1 院のLINEの設計図を作る(ペット属性・予防時期タグ・予約フォーム・予防医療リマインド・継続通院フォローの設計) 1〜2週間
2 LINE公式アカウントとLステップの初期設定、電子カルテや予約システムとの連携の検討 2〜3週間
3 リッチメニュー・予防医療リマインド・属性別配信シナリオの初期構築 2〜3週間
4 院内・診察券・ホームページからのLINE登録導線を整備(QRコード配置・登録特典の準備) 3〜4週間
5 月次の配信運用と数値振り返り(友だち追加数・予防医療の受診率・再診率の変化を確認) 2〜3週間

最初の月で5つの活用法をすべて動かす必要はありません。まずは「① 予防医療のリマインド配信」と「② 診察の予約・受付のLINE完結」の2つから始めて、運用が安定したら属性別配信や継続通院フォローに広げていきましょう。

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よくある質問

Q1. 何から始めればよいですか?

まずは「ワクチンやフィラリア予防などの予防医療リマインド配信」と「診察の予約・受付のLINE完結」の2つから始めるのがおすすめです。

Q2. 既存の電子カルテや予約システムとLINEは連携できますか?

ご利用中のシステムによります。連携できれば、診察券情報や来院履歴と紐づけた配信や、予約状況の管理ができます。対応状況はシステムのベンダー・プランによって変わるので、現在お使いのシステム名を教えていただければ、無料相談で運用方法を一緒に検討します。

Q3. 個人経営の動物病院でも運用できますか?

可能です。まずはLステップのフリープランから始めるのがおすすめです。

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まとめ

動物病院のLINE運用は、予防医療や再診の案内を確実に届けながら、飼い主さんの不安解消と継続通院の促進を仕組みで作ることができます。

「自院で何から始めるべきか具体的に整理したい」「電子カルテや予約システムとの連携を相談したい」という方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。100社以上の支援実績を持つLステップ正規代理店の認定マーケターが、貴院の状況に合わせた最適な運用プランをご提案します。

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