COLUMN

COLUMN
2026/07/29
業種別活用事例

【カット周期の再来店と予約管理を仕組み化!】トリミングサロンのLINE活用法5選

一度来てくれた飼い主さんが、次のトリミングにつながらない…

施術中は手が離せなくて、予約の電話対応があと回しになってしまう…

本記事では、トリミングサロンの経営者・トリマーの方向けに、LINE公式アカウントとLステップを使ってカット周期に合わせた再来店の促進・予約受付と当日キャンセルの防止・仕上がり写真の共有による信頼づくりを同時に進めるための具体的な活用法を5つに整理しました。

小さなサロンでも回せる運用設計を、100社以上のLINE構築支援の現場知見をもとに順番に解説していきます。ぜひ最後までご覧ください!

目次
  1. トリミングサロンがLINE公式アカウントを使うべき4つの理由
  2. トリミングサロンのLINE運用で押さえたい3つの軸
  3. トリミングサロンのLINE活用法5選
  4. トリミングサロンのLINE運用で失敗する3つのパターン
  5. トリミングサロンのLINE運用 導入5ステップ
  6. よくある質問
  7. まとめ

トリミングサロンがLINE公式アカウントを使うべき4つの理由

トリミングサロンの運営は、カット周期での再来店の促進、予約受付と当日キャンセルへの対応、仕上がりの希望のすり合わせ、飼い主さんへの情報提供など、様々な課題があります。

① カット周期で再来店が途切れ、他のサロンに流れる

トリミングは犬種やスタイルにもよりますが、1〜2ヶ月ほどで次のカットの時期を迎えます。

ところが、サロンからの案内がないと、飼い主さんは「そろそろかな」と思いながらも予約を先延ばしにし、間隔がずるずる空いたまま別のサロンに流れてしまうことがあります。

その点、LINEでカット周期に合わせて声をかければ、毛が伸びて気になり始めたタイミングで次の来店につなげられます。

② 予約の受付が電話中心で、施術との両立が難しい

トリマーが施術と受付を兼ねているサロンでは、施術中に電話へすぐ出られず、予約の機会を逃してしまうことがあります。

しかも電話は営業時間内しか受け付けられないため、仕事終わりの夜に予約したい飼い主さんとはすれ違いになりがちです。

LINEで予約を受け付ければ、飼い主さんは好きな時間に連絡でき、サロン側も施術の合間に落ち着いて返信できます。

③ 仕上がりの希望が口頭だけだと伝わりにくい

「ふんわり丸く」「短めにさっぱり」といった希望は、口頭のやり取りだけではイメージの行き違いが起きやすいものです。前回どんなスタイルに仕上げたかが記録に残っていないと、来店のたびに一から確認することになります。

そこで、仕上がりの写真をLINEに残しておけば、飼い主さんは「前回と同じで」「もう少し短く」と写真を見ながら伝えられ、すり合わせがスムーズになります。

④ 季節のケア情報やキャンペーンの案内が届かない

換毛期のお手入れや夏の暑さ対策など、飼い主さんに役立つ情報やキャンペーンを用意しても、届かなければ来店にはつながりません。

実際、メールは10〜20%しか開封されないのに対し、LINEは60〜80%が開封されます。案内が確実に届くぶん、来店のきっかけを増やしやすくなります。

ここがポイント
LINEなら、カット周期の再来店・予約の受付・仕上がりの共有を、ひとつのチャネルで進められます。
関連記事

トリミングサロンのLINE運用で押さえたい3つの軸

トリミングサロンがLINEで飼い主さんとのやり取りを始めるなら、最初に下記の3軸を意識して設計しましょう。

目的 代表施策
再来店とリピート カット周期に合わせて次の来店を促す 来店時の次回予約、周期に合わせたリマインド、繁忙期の早期案内
予約運営の効率化 受付の手間とキャンセルを減らす LINEでの予約受付、前日リマインド、空き枠の案内
記録と関係づくり 仕上がりを共有し、その子に合った提案をする 仕上がり写真の送付、スタイルの記録、犬種・年齢に合わせた配信

この3軸はバラバラに動かさず、ひとつのLINE公式アカウントの中で同時に進めます。

Lステップなどの拡張ツールを使うと、飼い主さんごとに目印(タグ)をつけて、犬種やサイズ・来店周期・利用メニューなど複数の切り口で配信を組み分けられるようになります。

トリミングサロンのLINE活用法5選

ここからは、トリミングサロンの現場で実際に効果が出やすい使い方を5つご紹介します。

① カット周期に合わせた次回予約とリマインドで再来店を促す

リピートの鍵は、毛が伸びてくる時期に合わせて次の来店を後押しすることです。

お会計のタイミングでその場で次回予約を取り、取れなかった場合も1〜2ヶ月後のカット周期に合わせてLINEでリマインドを送ると、飼い主さんはちょうど気になり始めた頃に予約できます。

こうすることで、予約を先延ばしにしていた飼い主さんの再来店につなげられます。

次回予約・周期リマインドのポイント
  • お会計のタイミングで、次回予約をその場で取れるよう声をかける
  • 次回予約がない飼い主さんには、その子のカット周期に合わせてリマインドを届ける
  • 「そろそろ毛が伸びてくる頃です」と、負担にならない頻度でお知らせする

② LINEでの予約受付と前日リマインドでキャンセルを防ぐ

電話だけの受付では、施術中の取りこぼしや営業時間外の機会損失が起きがちです。

リッチメニューに予約の入口を置けば、飼い主さんは夜のすきま時間でも予約でき、サロン側は施術の合間に確認して返信できます。

あわせて予約の前日にリマインドを送ると、来店忘れが減り、都合が悪くなったときも早めに振替の連絡をもらえます。

予約受付・キャンセル防止のポイント
  • リッチメニューから予約希望を24時間受け付け、施術の合間に返信する
  • 予約の前日にリマインドを送り、日時と持ち物を再確認してもらう
  • キャンセルが出た枠は、来店しやすい飼い主さんへ空き枠として案内する

ワクチン接種証明の確認をお願いしているサロンでは、前日リマインドに持ち物として一言添えておくと、当日の行き違いを防げます。

③ 仕上がり写真とスタイルの記録で信頼を積み重ねる

施術後に仕上がりの写真をLINEで送ると、飼い主さんはきれいになった愛犬の姿をすぐ確認でき、ご家族にも共有できます。

しかもトークに写真が残るため、次回の相談では「前回と同じで」「今回はもう少し短く」と写真を見ながら伝えてもらえ、イメージの行き違いを防げます。

仕上がり共有・記録のポイント
  • 施術後にその日の仕上がり写真を送り、飼い主さんの手元に記録を残す
  • 次回の相談では、過去の写真を見ながら変えたい点だけを伝えてもらう
  • 皮膚や毛の状態で気づいた点があれば、動物病院の受診をおすすめする一言を添える

写真のひと手間が「うちの子をよく見てくれている」という安心につながり、サロンを変えにくい理由になっていきます。

④ 犬種・年齢・来店周期に合わせた配信で「うちの子向け」の情報を届ける

小型犬と大型犬、子犬とシニア犬では、役立つ情報がまったく違います。

そのため、飼い主さん全員に同じ内容を送っていると、自分に関係のない案内が続くので、だんだんと読まれなくなり、ブロックされてしまいます。

そこで、飼い主さんごとにタグをつけて、その子に合った情報だけを届けるのが基本です。

トリミングサロンでよくあるセグメント分け
  • 犬種・サイズ別:カットスタイルの提案、換毛期のお手入れ情報
  • 年齢別:トリミングデビュー前の子犬向けの慣らし方、シニア犬向けの負担の少ないメニュー案内
  • 来店周期別:定期的に通う方/間隔が空きがちな方/しばらく来ていない方

配信は週1回程度で十分です。

夏の暑さ対策や冬の乾燥ケアなど、季節のお役立ち情報を織り交ぜると、宣伝ばかりにならず読まれ続けます。

⑤ 繁忙期の早期予約案内と閑散期の空き枠活用で稼働を平準化する

年末やサマーカットの時期など、予約が集中する時期があるサロンも多いかと思います。

そこで、混み合う前に常連の飼い主さんへ早期予約の案内を送れば、予約が取れないことによる失客を防げます。

逆に予約が落ち着く時期には、爪切りや歯磨きなどのケアメニューのキャンペーンを届けて、来店のきっかけを作れます。

稼働の平準化のポイント
  • 年末・夏前など混み合う時期は、常連の飼い主さんへ早めに予約案内を届ける
  • 予約が落ち着く時期は、ケアメニューやオプションのキャンペーンを案内する
  • 急なキャンセルで空いた枠は、近くにお住まいの飼い主さんへ当日案内する
LINEで結果を出すなら
100社以上の支援実績をもつLステップ認定コンサルタントが
貴社の業種に合わせた戦略を一緒に設計します。

トリミングサロンのLINE運用で失敗する3つのパターン

LINE公式アカウントとLステップは便利ですが、設計を誤ると効果が出ません。ここではトリミングサロンの現場で起きやすい失敗パターンを3つご紹介します。

失敗① 友だち登録を集めるだけで、周期リマインドを設定せず放置する

来店時にLINE登録してもらっても、カット周期のリマインドを用意せず放置していると、飼い主さんは予約を先延ばしにしたまま、別のサロンに流れてしまいます。

そこで、来店時に次回予約を取り、取れなかった方にはその子の周期に合わせてリマインドを届けましょう。飼い主さんは毛が気になり始めたタイミングで予約でき、再来店につながります。

失敗② 全員に同じ配信をして、関係のない案内で飼い主さんが離れる

飼い主さん全員に同じ配信をしていると、小型犬の飼い主さんに大型犬向けの案内が届くなど、関係のない情報が続いて読まれなくなってしまいます。ブロックが増えれば、せっかく集めた友だちに大事なお知らせも届きません。

だからこそ、犬種・年齢・来店周期のタグをつけ、その子に合った情報だけを届けることが、トリミングサロンのLINE運用の前提です。「うちの子向け」の配信は読まれ続け、来店のきっかけになります。

失敗③ 施術して終わりでフォローせず、来店が途切れる

施術が終わったところで連絡を絶ってしまうと、次のカットの時期に飼い主さんの背中を押せず、来店が途切れてしまいます。仕上がりに満足してもらえても、次の来店のきっかけがないまま足が遠のきます。

施術の翌日に「カットのあとの様子はいかがですか」とひと声かけ、仕上がり写真とあわせて手元に残すだけで、飼い主さんは次の来店を思い出します。こうしたこまやかなフォローが、長く通ってもらえる関係につながります。

関連記事
LINEで結果を出すなら
100社以上の支援実績をもつLステップ認定コンサルタントが
貴社の業種に合わせた戦略を一緒に設計します。

トリミングサロンのLINE運用 導入5ステップ

ここまでの内容を踏まえて、実際にLINE公式アカウントとLステップをサロンの運営に導入する流れを5ステップで整理します。

STEP 内容 目安期間
1 サロンのLINEの設計図を作る(犬種・年齢・来店周期タグ、次回予約・周期リマインドの設計) 1〜2週間
2 LINE公式アカウントとLステップの初期設定、予約システム・顧客管理ツールとの連携の検討 2〜3週間
3 リッチメニュー・予約受付・周期リマインド・配信シナリオの初期構築 2〜3週間
4 店頭・ホームページ・SNS・予約サイトからのLINE登録導線を整備(QRコード配置・登録特典の準備) 3〜4週間
5 月次の配信運用と数値振り返り(友だち追加数・再来店率・キャンセル率の変化を確認) 2〜3週間

最初の月で5つの活用法をすべて動かす必要はありません。まずは「① カット周期のリマインド」と「② 予約受付と前日リマインド」の2つから始めて、運用が安定したら仕上がり写真の記録や配信の出し分けに広げていきましょう。

LINE公式アカウントをこれから開設する方は、開設の流れと初期設定を下記の記事にまとめています。

関連記事

よくある質問

Q1. 何から始めればよいですか?

まずは「カット周期に合わせた次回予約とリマインド」と「LINEでの予約受付と前日リマインド」の2つから始めるのがおすすめです。

Q2. 既存の予約システムや顧客管理(カルテ)ツールとLINEは連携できますか?

ご利用中のシステムによります。

連携できれば、予約状況やトリミングの履歴と紐づけたリマインドや配信ができます。対応状況はシステムのベンダー・プランによって変わるので、現在お使いのシステム名を教えていただければ、無料相談で運用方法を一緒に検討します。

Q3. 個人経営の小さなトリミングサロンでも運用できますか?

可能です。トリマー1人で営業しているサロンこそ、予約受付やリマインドを自動化するメリットは大きくなります。まずはLステップのフリープランから始めるのがおすすめです。

関連記事

まとめ

トリミングサロンのLINE運用は、カット周期に合わせた再来店の声かけと予約の受付・リマインドを自動で回しながら、仕上がり写真の共有で飼い主さんとの信頼を積み重ねていくことができます。

「自分のサロンで何から始めるべきか整理したい」「予約システムやカルテとの連携を相談したい」という方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。100社以上の支援実績を持つLステップ正規代理店の認定マーケターが、貴サロンの状況に合わせた最適な運用プランをご提案します。

LINEで結果を出すなら
100社以上の支援実績をもつLステップ認定コンサルタントが
貴社の業種に合わせた戦略を一緒に設計します。
一覧に戻る