【リピーター獲得と業務効率化を両立!】接骨院・整骨院のLINEの活用法3選

接骨院や整骨院では、患者さんとの関係づくりやリピーターの獲得がとても大切です。しかし、予約の管理やキャンセル対応、定期的な来院の促しなどをすべてスタッフが手作業で行うのは大きな負担になりがちです。
そんなときに役立つのが、LINE公式アカウントとLステップです。普段から使い慣れているLINEを通じて、予約やお知らせ、患者さんごとのフォローを自動化できるので、業務の効率化だけでなく集患やリピート率アップにもつながります。
今回は、接骨院における活用方法を3つご紹介します!
はじめに:接骨院・整骨院が抱えがちな課題
皆さんの院では、このような課題はありませんか?
【予約対応の負担が大きい】
電話や来院時に手書きで予約を受け付けていると、スタッフの手間が増えるし、ミスも起こりやすい…。
【WEB予約での離脱が多い】
HPからWEB予約ができるようにしたのは良いけれど、フォームの入力が面倒、メール登録が必須…といったハードルがあって、途中で離脱してしまう人が多い…。
【来院後のフォロー不足】
症状が落ち着くと来院しなくなったり、セルフケアができずに再発してしまう患者様が少なくない…。
【情報発信の機会を逃している】
季節の症状や新メニューの紹介をうまく発信できず、集患や再来院のチャンスを逃している…。
こうした課題は、LINE公式アカウントとLステップを組み合わせることで改善することができます!
活用方法①:予約・キャンセル対応をスムーズに!
まず一つ目の活用方法は、予約やキャンセル対応をスムーズにすることです。目的は、スタッフの予約対応の負担を減らしつつ、予約の取りこぼしを防ぐことにあります。
カレンダー予約機能を導入
カレンダー予約機能を導入し、初診と再診で異なるURLを設定しましょう。患者さんが担当施術者のスケジュールを確認しながら選べる仕組みにすることで、スムーズに予約してもらうことができます。


予約手順案内ページの設置
また、予約の流れをサポートするために、操作手順をまとめた案内ページを用意するのも効果的です。画面キャプチャ付きで説明すれば、スマホ操作が苦手な方でも安心です。


離脱対策
さらに、入力項目をシンプルにすることで離脱を防ぎ、途中で操作をやめてしまった方には「ご予約が途中ですが…」と自動でフォローする仕組みを入れると取りこぼしが減ります。加えて、よくある質問はあらかじめ定型化しておき、FAQや自動返信で対応できるようにすることで、個別チャットへの対応負担も軽減できます。
★ここまでのポイント★
・カレンダー予約機能の導入
LINE公式アカウント内に予約カレンダーを設け、初診・再診それぞれで異なるURLを設定。再診希望者には担当施術者のスケジュールを見せるなどの分岐を設けると親切。
・予約手順案内ページの設置
高齢の患者さんやスマホ操作に慣れていない人向けに「画面キャプチャ付き」「操作手順を図解する」案内を用意。心理的ハードルを下げる。
・フォームの簡略化と離脱対策
必須項目を見直し、なるべく入力をシンプルに。入力途中離脱した人には、自動メッセージ(Lステップのシナリオ機能など)で「予約が途中ですがお困りですか?」とフォロー。
・チャットの代替設計
個別チャットで逐一対応するのではなく、よくある質問は定型メッセージやFAQ形式で回答できるようにし、チャット負荷を軽減。
活用方法②:来院促進・リマインドを自動化
二つ目の活用方法は、来院促進やリマインドの自動化です。こちらの目的は、来院後のフォローを強化し、継続的な来院につなげることにあります。
来院後のセルフケア案内
たとえば施術後には、自宅でできるストレッチや注意点といったセルフケア情報を送信することで、患者さんの症状改善を後押しできます。内容を症状ごとに分けて配信すれば、より効果的です。
次回予約リマインド
さらに、「前回から○日経ちましたが調子はいかがですか?」といったメッセージを適切なタイミングで自動配信することで、自然に次回来院を促せます。

追客シナリオとセグメント機能を使った個別対応
また、予約画面で途中離脱した方にはリマインドを送る、初めての方には院の雰囲気や施術の流れを紹介して安心感を与えるなど、状況に応じたフォローが可能です。加えて、タグ管理を活用して症状や年齢ごとに患者さんを分類すれば、それぞれに合った情報を届けられるため、よりパーソナライズされた対応ができます。

★ここまでのポイント★
・来院後のセルフケア案内
施術後の注意点や自宅でできるストレッチ・ケア動画を配信。定期的にリマインドすることで、痛みの再発予防や信頼感アップ。症状に応じたセルフケアコンテンツをセグメントして送る(たとえば、腰痛・膝痛・肩こりなど)。
・次回予約リマインド
施術時に「次回はいつにしますか?」という提案をするだけでなく、LINEで「そろそろ次の施術のタイミングです」「前回から○日経ちましたが、調子はいかがですか?」などを自動配信する仕組み。通常の来院間隔が空きすぎないよう、来院頻度のデータに基づいた適切なタイミングで送る。
・未予約者へのフォローアップ/追客シナリオ
ウェブで予約画面まで進んだけれど予約完了しなかった人へメッセージを送る。
初回予約前の不安を解消する案内:院の雰囲気、施術までの流れ、院長やスタッフの紹介などを予め見せて安心感を与える。
・セグメント/タグ管理による個別対応
患者属性(症状・年齢・既往歴・来院頻度など)に応じてタグをつけ、内容を出し分ける。たとえば「スポーツをする若年層」「高齢者」「慢性的に痛みを抱える人」など。
活用方法③:情報発信やキャンペーンで関係を深める&新規集患
三つ目の活用方法は、情報発信やキャンペーンを通じて患者さんとの関係を深めることです。
例えば、冬の冷え対策や梅雨時期のむくみケアなど、季節ごとの健康に役立つ情報を配信すれば、患者さんにとって「読むだけでためになる」存在になれます。さらに、新メニューや施術を紹介する際には、効果や料金、施術の流れを丁寧に伝えたり、トライアルキャンペーンを設けることで、体験へのハードルを下げられます。
また、クーポンや限定企画を打ち出せば、新規来院や再来院のきっかけ作りにもなります。実際に来院された患者さんの声を紹介するのもおすすめです!


★ここまでのポイント★
・季節性・時期性に応じた健康情報・セルフケアコラムの発信
冬の冷え対策、春の花粉症と姿勢の関連、梅雨時のむくみ対策など、時期に合ったテーマ。コラム形式で文章+画像や動画を交えてわかりやすく。
・新メニュー・施術の紹介
新しく導入した施術機器やメニュー(たとえばスポーツコンディショニング、骨盤矯正、整体併設など)を丁寧に紹介。効果・料金・施術の流れなどを明示。トライアルキャンペーンや割引を設けて体験のハードルを下げる。
・限定キャンペーン・クーポン配布
LINE登録特典、友だち紹介クーポン、季節イベント(夏・冬休みなど)にちなんだ企画など。時短クーポン・回数券割引なども検討。
・口コミ・患者の声の活用
患者の許可を得て、具体的な症例を紹介することが信頼向上につながる。実際に良かったという患者さんの体験談(写真付きが望ましい)をシェア。安心感を与える。
実際の活用事例:いろは接骨院様
弊社がご支援させていただいた、三重県四日市市にある「いろは接骨院」では、LINE公式アカウントとLステップを導入し、予約率が約9%から約30%へと大幅に改善しました!
具体的には…
✅カレンダー予約機能を導入し、初診・再診でURLを分けてわかりやすく設計
✅予約手順を画像付きで案内し、スマホが苦手な方にも配慮
✅予約途中で離脱した人に自動メッセージを配信
✅来院後にはセルフケアや次回予約の案内を自動送信
✅結果として、予約の取りこぼしが減り、再来院のきっかけに
いろは接骨院の具体的な施策はこちらの記事をご覧ください。
さらに、いろは接骨院の服部先生との対談動画はこちらからご覧いただけます!
まとめ
接骨院・整骨院にとって、LINE公式アカウントとLステップは「連絡手段」以上の役割を果たします。予約対応の効率化、来院促進、情報発信など、院の課題解決につながる機能が数多くあります。
「電話予約で手一杯になっている」
「来院後のフォローができていない」
「情報発信が続かない」
そんなお悩みがある場合は、まずは一つずつ取り入れてみてください。LINEを上手に活用することで、業務負担を減らしつつ、患者さんに選ばれる院づくりが進められます!
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