【衝撃の事実】LINE構築の時代が終了した理由

こんにちは、米澤です!突然ですが、
LINEを構築すれば売上が上がるはず!
Lステップやエルメを導入すれば完全自動化できる!
そんなふうに考えていませんか?
もしその考えでLINEの導入や構築を進めているなら、正直かなり危険です。
なぜなら「LINE構築の時代はすでに終わった」からです。
今回は、なぜLINE構築の時代が終わったのか、そして今後どうLINEを活用すれば売上につながるのかを解説します。
この記事は、弊社YouTubeチャンネルの『【衝撃の事実】LINE構築の時代が終了した理由を話します。』を抜粋しまとめたものです。お時間のある方はぜひ本編をご覧ください!
LINE構築の時代が終了した理由
結論から言うと、LINE構築は「売上アップのためのもの」ではなく「業務効率化のためのもの」だからです。「LINEを構築したら売上が上がる」と思っている方は多いですが、それは前提条件を誤解しています。
LINEマーケティングにおける売上の方程式はシンプルで、

です。つまり、友だちが少なければ、どんなに仕組みを作り込んでも売上にはつながりません。
LINE構築自体の役割は、友だち追加後のステップ配信やリッチメニュー設定、予約システム導入などを通じて、手作業では追いつかない規模の顧客対応を効率化することにあります。効率化の結果、これまで対応できなかった層にアプローチできるようになり、売上増加につながるのです。
つまり、LINE構築 = 売上アップ ではなく、
LINE構築 = 業務効率化 が正しい理解です。

では、なぜ「構築だけで売上が上がる」と誤解されがちなのでしょうか。
その理由は、この業界の歴史が浅いからです。以前の「LINE@」時代は配信とチャットが中心で、拡張機能ツールが普及したのはここ5年ほどの話です。そのため、業界全体がまだその本質を十分理解していないのです。
「LINE構築で売上が上がった」という企業の理由
しかし、中には「LINE構築をして売上が上がりました」という企業があるのも事実です。そういった企業とは、「LINE構築をする前からある程度集客力がある企業」であることが多いです。
例えば、
- 企業A:友だちがすでに1万人いるが、アカウントを放置している。
- 企業B:多額な費用を投資してLINE構築をしたが、友だちはゼロから集める。
この2社のうち、どちらが早く売上につながるかといえば、間違いなく企業Aです。すでに「宝の山」ともいえる見込み客が1万人眠っているからです。対して企業Bは、まず友だちを集める活動が必要になります。
つまり、新規集客が弱い段階では、いくら構築を頑張っても大きな成果は得られないのです。
売り上げに繋がるLINEの活用方法
ここからは「売り上げに繋がるLINE活用」についてお話ししていきます。
結論から言うと、「60%の完成度でLINE構築を終わらせろ」ということです。
「え?完璧に作り込まなくていいの?」と思うかもしれませんが、これがとても大事なんです。なぜなら、LINE構築はあくまで業務効率化の仕組みづくりであって、売り上げを作るのはその後の「運用」だからです。

運用とは、友だちを集める施策を打ったり、定期的に配信したり、その結果を分析して改善を繰り返すことを指します。ここを続けていくからこそ成果が出るんですね。
この話は、HP制作を例にすると分かりやすいです。300万円かけてホームページを作っても、それだけで問い合わせは増えません。記事を書いたりSEO対策をしたり、運用して初めて効果が出ます。LINEも全く同じで、構築して放置しても売上には繋がらないんです。
実際に、Lステップでリッチメニューや診断を作り込んだのに個別相談0件というケースがありました。そこから弊社が運用改善に入ったところ、1週間で相談が入り、広告の費用対効果は500%に。別の事例でも、100日分のステップ配信を削り、教育動画を3日間流す形に変えたら相談率が10%以上に改善しました。
要するに、最初から完璧を目指す必要はない。60%の完成度でリリースして、運用しながら100%に近づけていく方が成果は早いんです。これは「アジャイル開発」に近い考え方で、小さく作って反応を見ながら改善していくやり方です。逆に、最初から作り込む「ウォーターフォール型」だと修正にコストが掛かりすぎて効率が悪いんです。


だからこれからのLINEは、間違いなくアジャイル型でやるべきです。実際、弊社の支援先も運用改善を続けることで97%が成果を実感しています。
つまり、LINEで売り上げを作る本質は「構築」ではなく「運用」。そして構築は6割で終わらせて、運用を前提に改善していくことが正解なんです。
LINE運用する上での3つのポイント
LINEを運用する上で、まず大前提として意識してほしいのは「いかにマイナスをなくせるか」ということです。LINEは配信が届きやすく開封されやすい特徴がありますが、逆に自分の興味がない情報だと鬱陶しいと感じられやすく、最悪ブロックされてしまいます。だからこそ、運用ではこの塩梅が非常に重要です。
ここで押さえるべき3つのポイントを紹介します。

①友だちが集まる仕組みを作る
まずは新規集客です。SNSや広告、SEO対策などオンライン施策に加え、チラシや展示会といったオフライン施策も活用してLINE登録につなげます。
ただし、単に集客するだけでは登録されません。例えば、焼肉屋で「LINE登録でポケットティッシュプレゼント」と言われても魅力は薄いですよね。ですが「当店オリジナルのハラミ一皿をプレゼント」となると登録したくなるはずです。つまり、友だちが集まる特典の設計が重要です。
②反応率が高い配信パターンを見つける
ここでいう反応率とは、配信内のURLや画像のタップ率のことで、タップされた割合が高いほど反応が良いということになります。
配信で重要なのは、基本的に【企画+配信クリエイティブ】ですが、特に企画の部分が重要です。
例えば、司法書士のクライアントでは「相続の無料相談しませんか?」という配信を、「家族と揉める前に今のうちに対策しませんか?」というような訴求に変えただけで、申込者数が2倍になった事例があります。
このように、テストと改善を繰り返すことで、自然に高反応パターンを見つけ、それを定期配信に組み込みましょう。
③社内の運用体制を整える
何だかんだ、これが一番重要です!!
いくら施策を考えても、社内で運用できる体制がなければ継続は不可能です。「LINE構築をしたけど運用できてません…。」という場合、そのほとんどは社内の運用体制が整っていないことが原因なんです。
ただ、運用体制をゼロから作るのは時間がかかるかと思います。そのため、プロに依頼するのが一番効率的です。LINE運用は売上に直結する領域なので、早めの外注は費用対効果も高くなります。
まとめると、LINE運用で押さえるべきポイントは次の3つです。
- ①友だちが集まる仕組みを考える
- ②反応率が高い配信パターンを見つける
- ③社内の運用体制を構築する
この3つを意識すれば、LINEでの売上アップがより現実的になります。
最後に
今回の内容で特に重要なことはこの3つ!
- ・LINE構築は売上アップのためではなく、業務効率化のためのもの
- ・成果につなげるには「構築」よりも「運用」が重要
- ・完璧な構築よりも、60%の完成度でスタートし改善を重ねることが成果への近道
御社でも「LINE公式アカウントを作ったのに活用しきれていない」と感じる場合は、構築にこだわるのではなく、運用を通じてどう成果につなげるかを考えることをおすすめします。
LFLOWでは、これまで100を超える企業様のLINE運用のをご支援しています。
「これから導入したい」「すでに作ったけど成果が出ていない」という方は、ぜひお気軽にご相談ください!
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