COLUMN

COLUMN
2026/06/22
業種別活用事例

【事前相談とアフターフォローを仕組み化!】葬儀社のLINE活用法5選

事前相談を増やしたいけれど、電話だと身構えてしまう方が多い…

一度お世話になったご家族と、その後のご縁が続かない…

本記事では、葬儀社の経営者・支配人・ご担当者の方向けに、LINE公式アカウントとLステップを使って終活層からの事前相談の受付・検討中のご家族へのフォロー・施行後のアフターフォローや年忌法要の案内・紹介の促進を同時に進めるための具体的な活用法を5つに整理しました。

担当者が少なく日々の施行に追われる葬儀社でも回せる運用設計を、100社以上のLINE構築支援の現場知見をもとに順番に解説していきます。ぜひ最後までご覧ください!

葬儀社がLINE公式アカウントを使うべき4つの理由

葬儀社の運営は、事前相談の入り口づくり、検討中のご家族へのフォロー、施行後のご縁の継続、年忌法要や関連サービスの案内など、様々な課題があります。

① 電話は敷居が高く、事前相談の入り口でためらわれる

終活を意識し始めたご家族にとって、葬儀社にいきなり電話をするのは心理的なハードルが高いものです。費用や流れを少し知りたいだけでも、身構えて問い合わせをためらってしまいます。

その点、LINEなら人に知られず、夜間でも気軽に相談を始められるので、これまで電話では届かなかった終活層の相談を受けられます。

② 事前相談のあとご縁が続かず、いざという時に他社に決まる

葬儀は検討期間が長く、資料を見て一度相談しても、すぐに決めるものではありません。ところが相談のあと連絡が途切れると、いざというときにご家族は別の葬儀社に依頼してしまいます。

LINEでつながっておけば、費用の目安や葬儀の流れを折にふれて届けられるので、もしものときに思い出してもらえます。

③ 施行後のご縁が途切れ、法要や紹介につながらない

葬儀を終えたあと、ご遺族とのやり取りは香典返しの時期で途切れがちです。そのため、四十九日や一周忌などの年忌法要、仏壇やお墓、相続といったご相談の機会があっても、案内が届きません。

LINEで施行後もつながっておけば、必要な時期に法要や関連のご案内を届けられ、ご遺族との関係と紹介につながります。

④ 事前相談会や終活セミナーの案内が届かない

事前相談会や終活セミナーを開いても、案内がご家族に届かなければ参加にはつながりません。実際、メールは10〜20%しか開封されないのに対し、LINEは60〜80%が開封されます。

案内が確実に届くぶん、事前相談会やセミナーへの参加を増やしやすくなります。

葬儀社のLINE運用で押さえたい3つの軸

葬儀社がLINEでご家族対応を始めるなら、最初に下記の3軸を意識して設計しましょう。

目的 代表施策
事前相談の受付と検討フォロー 気軽な相談を受け、いざのときに選ばれる 事前相談チャット、登録後の資料の自動配信、相談会・セミナー案内
ご家族の状況に合わせた情報提供 それぞれの状況に合う情報を、心情に配慮して届ける 費用の目安、葬儀の流れ、終活・エンディングの情報
施行後のアフターフォローと信頼づくり ご縁を続け、地域での信頼を積み重ねる 年忌法要のリマインド、仏壇・お墓・相続の案内

この3軸はバラバラに動かさず、ひとつのLINE公式アカウントの中で同時に進めます。

Lステップなどの拡張ツールを使うと、ご家族ごとに目印(タグ)をつけて、事前相談で検討中の方・会員の方・施行後のご遺族など複数の切り口で配信を組み分けられるようになります。

関連記事

葬儀社のLINE活用法5選

ここからは、葬儀社の現場で実際に効果が出やすい使い方を5つご紹介します。

① 登録するだけで資料が届く入り口を作り、事前相談を受ける

事前相談の入り口は、電話だと身構えてしまうご家族が少なくありません。資料請求の手続きも、ためらいの一因になります。

そこで、LINEに登録するだけで、葬儀の流れや費用の目安をまとめた資料が自動で届くようにすると、ご家族は人に知られず、夜間でも気軽に最初の一歩を踏み出せます。

LINE上の事前相談の設計のポイント
  • 「気になっていること」「ご検討の時期」など、答えやすい範囲にしぼった相談の受付
  • 資料請求のフォームと、受け取り後の自動メッセージで葬儀の流れをやさしく案内する
  • 急ぎのご相談は電話につなぐ導線も用意し、状況に応じて窓口を選べるようにする

電話では届かなかった終活層の相談を受けられるぶん、これまで取りこぼしていた事前相談の入り口を広げられます。

② 検討中のご家族へ情報を届けて、いざのときに選ばれる

事前相談のあと連絡が途切れると、ご家族はいざというときに別の葬儀社へ依頼してしまいます。

そこで、LINEで費用の目安や葬儀の流れ、事前相談会の案内を折にふれて届けると、もしものときに思い出してもらえます。

検討中フォローの例
  • 葬儀の種類や費用の目安を、急かさずに分かりやすく伝える
  • 事前相談会や終活セミナーの案内を、参加しやすい形でお知らせする
  • 会館の様子や、事前に決めておくと安心な点を、ご家族の負担にならない頻度で届ける

ご家族は、必要なときに頼れる葬儀社だと感じられると、安心して相談を進められます。検討の長い期間にそっと寄り添う姿勢が、いざのときに選ばれる土台になります。

③ 施行後のアフターフォローでご縁を続ける

葬儀を終えたあと、ご遺族とのやり取りは途切れがちです。

LINEで施行後もつながっておくと、四十九日や一周忌などの時期に合わせて、年忌法要や関連のご案内を届けられます。

施行後フォローの例
  • 忌明けや一周忌など、年忌法要の時期に合わせてご案内を届ける
  • 仏壇・お墓・相続など、ご遺族が迷いやすいご相談の窓口を伝える
  • 命日の前など、心情に配慮した時期と内容でそっとご連絡する

必要な時期に過不足なくご案内が届くと、ご遺族は安心して相談でき、その信頼が紹介にもつながります。

④ ご家族の状況に合わせた配信で必要な情報を届ける

事前相談で検討中の方と、会員の方、施行後のご遺族では、必要な情報がまったく違います。状況の異なるご家族を一つの配信で扱っていると、内容が合わずに読まれなくなってしまいます。

そこで、LINE上でご家族ごとに目印(タグ)をつけて、状況別に配信内容を分けるのが基本です。

葬儀社でよくあるセグメント分け
  • 関係性別:事前相談で検討中/会員/施行後のご遺族
  • 関心別:費用を知りたい/葬儀の形式を比べたい/終活全般を知りたい
  • 時期別:相談を始めたばかり/法要が近い時期/相続の手続きの時期

たとえば施行後のご遺族には、年忌法要や相続に関する情報を届けるなど、一人ひとりの状況に合った情報を配信することで葬儀社への信頼につながります。

⑤ 誠実なアフターフォローと会員化で、地域の信頼を積み重ねる

葬儀社にとって、新たなご縁の多くは地域での信頼と口コミから生まれます。ただし、葬儀を終えたばかりのご遺族に紹介をお願いするのは、心情にそぐいません。

ご遺族には誠実なアフターフォローを続け、これから備える方へは事前相談の入り口を広げることで、新たなご縁につながります。

紹介・会員化フォローの例
  • ご遺族へは、法要や相続など困りやすい場面で役立つ情報を、急かさずにそっと届ける
  • 終活を考え始めた方へ、事前相談会や会員登録の利点を分かりやすく案内する
  • 地域の終活セミナーや相談会の情報を届け、ふだんから地域との接点を持つ

ご遺族の心情に配慮した誠実なフォローと、地域に開かれた事前相談の入り口が、自然な口コミとなって新たなご縁を呼び込みます。

Lステップで結果を出すなら
100社以上の支援実績をもつLステップ認定コンサルタントが
貴社の業種に合わせた戦略を一緒に設計します。

葬儀社のLINE運用で失敗する3つのパターン

LINE公式アカウントとLステップは便利ですが、設計を誤ると効果が出ません。ここでは葬儀社の現場で起きやすい失敗パターンを3つご紹介します。

失敗① 事前相談でLINE登録してもらったのにフォローせず放置する

事前相談で友だち登録してもらっても、その後のフォロー配信を用意せず放置していると、いざというときに別の葬儀社へ依頼されてしまいます。登録だけ集めても、ご縁にはつながりません。

そこで、相談のあとは費用の目安や葬儀の流れ、相談会の案内を、急かさずに順番に届けましょう。ご家族は普段使うLINEで気軽に相談でき、いざのときに思い出してもらえます。

失敗② 全員に同じ配信をして状況の違うご家族が離れる

ご家族全員に同じ配信をしていると、状況に合わない情報が続き、配信を読まれなくなってしまいます。

ご家族ごとに関係性や時期のタグをつけ、合致する情報だけを届けることが、葬儀社のLINE運用の前提です。状況に合った配信は読まれ続け、必要な場面で役立ちます。

失敗③ 施行後に連絡を絶ち、法要や紹介につながらない

施行が終わったところでLINEの連絡を絶ってしまうと、年忌法要や相続のご相談という大切な接点を逃し、紹介の機会も生まれません。一方で、ご縁を続けようとするあまり営業色の強い配信を送ると、ご遺族の心情を損ねてしまいます。

施行後は、年忌法要の時期に合わせた案内や、ご遺族が迷いやすいご相談の窓口を、心情に配慮した頻度と内容でお届けしましょう。必要なときに頼れる相手でいることが、紹介と長いご縁につながります。

関連記事

葬儀社のLINE運用 導入5ステップ

ここまでの内容を踏まえて、実際にLINE公式アカウントとLステップを運営に導入する流れを5ステップで整理します。

STEP 内容 目安期間
1 運営のLINEの設計図を作る(関係性タグ・事前相談の受付・登録後の資料の自動配信・検討フォローの設計) 1〜2週間
2 LINE公式アカウントとLステップの初期設定、顧客管理・会員システムとの連携の検討 2〜3週間
3 リッチメニュー・検討フォロー・施行後フォロー・状況別配信シナリオの初期構築 2〜3週間
4 会館・ホームページ・相談会からのLINE登録導線を整備(QRコード配置・登録案内の準備) 3〜4週間
5 月次の配信運用と数値振り返り(友だち追加数・事前相談数・施行後フォロー・会員登録の変化を確認) 2〜3週間

最初の月で5つの活用法をすべて動かす必要はありません。まずは「① 事前相談・資料請求のLINE受付」と「② 検討中のご家族へのフォロー」の2つから始めて、運用が安定したら施行後フォローや状況別配信に広げていきましょう。

関連記事

よくある質問

Q1. 何から始めればよいですか?

まずは「事前相談の受付と登録者への資料の自動配信」と「検討中のご家族へのフォロー」の2つから始めるのがおすすめです。

Q2. 既存の顧客管理システムや会員システムとLINEは連携できますか?

ご利用中のシステムによります。連携できれば、会員情報や施行の履歴と紐づけた案内ができます。対応状況はシステムのベンダー・プランによって変わるので、現在お使いのシステム名を教えていただければ、無料相談で運用方法を一緒に検討します。

Q3. 小さな葬儀社でも運用できますか?

可能です。まずはLステップのフリープランから始めるのがおすすめです。

関連記事

まとめ

葬儀社のLINE運用は、電話では届かなかった終活層の事前相談を受けながら、検討中のご家族との関係を保ち、施行後のアフターフォローまでを心情に配慮して仕組みで支えることができます。

「自社で何から始めるべきか具体的に整理したい」「顧客管理・会員システムとの連携を相談したい」という方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。100社以上の支援実績を持つLステップ正規代理店の認定マーケターが、貴社の状況に合わせた最適な運用プランをご提案します。

Lステップで結果を出すなら
100社以上の支援実績をもつLステップ認定コンサルタントが
貴社の業種に合わせた戦略を一緒に設計します。
一覧に戻る