【今すぐできる】展示会/セミナー/マルシェのLINE集客方法を3STEPで解説!

イベント集客と聞くと、展示会やマルシェ、交流会といったオフラインイベントを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。また最近では、Zoomなどを使ったオンラインセミナーも一般的になり、誰でも気軽にイベントを開催できるようになりました。
その一方で、
「イベントの告知をしても、全然申し込みが入らない」
「申し込みは入るが、当日のセミナー着席率が低い」
「展示会で連絡先を交換した後の個別面談への移行率が悪い」
といった悩みも増えています。
そこで今回は、イベント集客に特化したLINE公式アカウントの活用方法を解説していきます!
今回紹介するLINEを使った集客方法を実践すれば、イベント集客数が増加するのはもちろん、着席率も個別面談の申し込み率も改善できます!
この記事は、弊社YouTubeチャンネルの『【今すぐできる】展示会/セミナー/マルシェのLINE集客方法を3STEPで解説!』を抜粋しまとめたものです。お時間のある方はぜひ本編をご覧ください!
イベント集客がうまくいかない理由
「イベントの告知をしても申し込みが入らない」
「申し込みはあるのに当日の着席率が低い」
「展示会で名刺交換した後、商談につながらない」
こうした相談を受けることがよくあります。
せっかく時間とお金をかけて準備しても、結果につながらなければ大きなロスですよね。
実は、イベント集客の成功を左右するのは「当日の宣伝」ではなく、当日までの前振り=予告の仕方です。
LINEは「映画の予告」と同じ
イベント集客におけるLINEの役割は、映画の予告と同じです。
例えば、映画館で「今日から新作上映中!2000円です!」という看板を見ただけで観に行く人は少ないでしょう。しかし、公開の数ヶ月前から少しずつ予告が流れ、出演者やストーリーに興味を持つようになると、自然と「観に行きたい」と思いますよね。
これはイベントも同じです。
いきなり「〇月〇日にセミナー開催!参加費5,000円!」と告知するのではなく、事前にLINEで少しずつ情報を出して“期待値”を高めることが重要です。

実際、映画『鬼滅の刃』では、公開の1年以上前からティーザー広告や再放送などを通じて段階的に情報を発信していました。“予告の積み重ね”がファンの熱量を高め、結果として国内歴代1位の興行収入につながったのです。
少ない予算でも効果的に集客できる理由
「うちはそんなに広告費をかけられない」という方も多いと思います。
だからこそ、LINEを活用することに意味があります。
たとえば、展示会やセミナーの流れを考えてみましょう。
①イベントを告知して申し込みを集める
②参加者にリマインドを送る
③来場後、個別面談や商談につなげる
この一連の流れをすべて手作業で行うのは大変ですが、LINEならこれらを自動化できます。
さらに、LINEは自社に興味を持ってくれている“濃いリスト”に対して直接メッセージを届けられるのが強みです。
YouTubeのように不特定多数に向けて発信するよりも、「狭く深く」届けることで、結果的に集客数が大幅に増えるケースもあります。
STEP1:申し込み数を増やす「希少性」の演出
イベント申し込みを増やしたいとき、「通常5,000円のところ、今回は1,000円!」といったお得感を打ち出す方がいますが、実はこれは逆効果です。参加者は「安いから行く」ではなく、「今しか体験できないから行く」と感じたときに動きます。
つまり、大切なのは“お得感”ではなく“希少性”です。
例えば、
年に2回しか開催しない特別セミナーです!前回は3日で満席になりました。
というように、逃したくない気持ちを引き出すことがポイントです。
さらに効果的なのが、段階的な情報発信です。
- 1通目:「来月、特別なイベントを企画しています。興味ありますか?」
- 2通目:「今回のイベント、こんな豪華ゲストをお呼びします。」
- 3通目:「イベントの見どころを5つ紹介!」
- 4通目:「募集開始まであと3日…」
- 5通目:「イベント申し込みスタート!」
このように少しずつ情報を出すことで、参加者の期待値を高められます。
実際にこの手法を使ったオンライン講座では、申込数が3倍以上に増加しました。
STEP2:着席率を上げる「参加型リマインド」
申し込み数ばかりを追って、着席率(実際の参加率)を軽視していませんか?
実は、着席率を上げるほうが申し込みを増やすよりも簡単です。
例えば、
- イベントA:申し込み100名 → 着席率50% → 実参加50名
- イベントB:申し込み55名 → 着席率90% → 実参加50名
申し込み数が少なくても、着席率が高ければ結果は同じです。
そして、着席率を上げるには「お客様を巻き込む」ことが重要です。
ただのリマインドではなく、
来週のイベントで取り上げてほしいテーマを募集します!
とLINEで投げかけるだけでも、参加者は「自分も関わっている」と感じ、出席意欲が高まります。
また、弊社の事例ではセミナーの申し込みを“審査制”にしたことで着席率が86%に上昇しました。「審査を通過した方のみご参加いただけます」と案内することで、参加者の意識が高まり、当日のモチベーションも向上します。
STEP3:面談・商談への移行率を高める仕組み
展示会やイベント、セミナーを開催したあと、「多くの方に参加してもらったのに、面談や商談にうまくつながらない」と感じたことはありませんか?せっかく関心を持って足を運んでくれた見込み客に対して、後日メールやLINEを送っても、返信がこない…。
そんな悩みを解決するカギが、“個別感の演出”です。
「個別感の演出」とは?
「いや、うちも個別感は出してるよ」という企業様も多いでしょう。例えば、次のようなメッセージを送っていませんか?
〇〇さん、昨日は来場していただきありがとうございました!
個別相談はこちらからお申し込みください!
一見、丁寧でパーソナルなメッセージに見えますが、残念ながらこれだけでは個別感は演出できていません。というのも、ここで重要なのは「相手の悩みに対して、個別に解決策を提示できているか」という点だからです。
本当の個別感は「相手の状況に寄り添う提案」

では、どうすれば相手の心を動かす“個別感”を演出できるのでしょうか?
ポイントは、相手に合った事例を紹介することです。例えば、次のようにメッセージを工夫してみてください。
〇〇さん、昨日は来場していただきありがとうございました!営業担当の〇〇です。
〇〇さんと似たようなお悩みを抱えていたお客様の事例資料がありますので、よければご覧ください。
詳細は個別相談でお話しできますが、ご都合いかがでしょうか?
このように書くことで、相手は「自分の話を理解してくれている」「自分に合った提案をしてくれている」と感じます。
実際に弊社でも、BtoBの事例ですが、お客様の悩みに応じてお役立ち情報を提供することで、大変感謝されることがあります。仮にすぐに商談につながらなかったとしても、中長期的には問い合わせや商談のきっかけになることも少なくありません。
メッセージの内容をシンプルにして、営業担当者の動画を送るという方法も意外と効果的です。文章だけよりも、人柄や熱意が伝わり、相手に安心感を与えられます!
他にも、美容クリニックの事例では、展示会でLINE登録した方にクーポンをプレゼントし、後日リマインド配信を送ったところ、3%の方が実際に来院するという結果も出ています。
このように、小さな一手間でも、面談や来店の移行率は確実に変わるのです。
まとめ|“狭く深く”がイベント集客成功の鍵
イベント集客を成功させるには、大規模な広告よりも、「興味を持ってくれている人に、濃い情報を届ける」ことが大切です。
LINEを活用すれば、
・申し込み数の増加
・着席率の向上
・商談移行率の改善
このすべてを実現できます。イベントの価値を正しく伝え、ファンを巻き込むような“予告型”集客を、ぜひLINEで取り入れてみてください!
弊社の公式LINEでは、LINEの運用にまつわるお役立ち情報を配信中!
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