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2024/10/04
LINE構築

【あなたのアカウントは大丈夫?】一生成果が出ないLINE公式アカウントの特徴TOP5

LINE公式アカウントは、顧客とのコミュニケーションツールとして非常に有用です。
しかし、アカウントを開設しても期待通りの成果を得られないという企業が多く見受けられます。そこで今回は、「一生成果が出ないLINE公式アカウントの特徴TOP5」について解説します!

☑️ 自社でLINE公式アカウントを構築したがイマイチ活用しきれていない
☑️ 業者に構築を依頼したが成果に繋がっておらず改善方法が分からない

という方は、5つの特徴に当てはまるものがないかチェックしてみてくださいね。

この記事は、弊社YouTubeチャンネルの『【悲報】一生効果が出ないLINE公式アカウントの特徴TOP5』を一部抜粋しまとめたものです。お時間のある方は、ぜひ本編をご覧ください

無闇にシナリオを分岐させる

LINE公式アカウントには、指定した時間に自動で配信を行うことができるシナリオ配信(ステップ配信)という機能があります。
このシナリオ配信は、Lステップなど拡張機能ツールを使うことでシナリオを分岐させることができるようになります。

例えばパーソナルジムの場合、LINE内で実施したアンケートで

・「健康になりたい」と選択した方には、「健康的な食事方法」を配信
・「モテたい」と選択した方には、「筋肉が付く食事方法」を配信

というように、配信を分けることができます。
一見すると良い施策ですが、このシナリオ分岐は本当にユーザーに合った配信内容になっているでしょうか?

あのマクドナルドは、アンケートで「ヘルシーな食事」を求める声が非常に多かったため「サラダマック」を発売しましたが、結果は大失敗でした。 なぜなら、マクドナルドに来る客は実際には「ギルティーな食べ物」を求めていたからです。

同様に、LINEのシナリオ分岐もユーザーの表面的な選択に基づいて配信コンテンツを決めてしまうと真のニーズに応えられない可能性があります。

つまり、最初からユーザーが求めていることを絞り込み過ぎると、逆に成約率を下げる可能性があるということに注意が必要です。

リッチメニューのボタンが多過ぎる

リッチメニューは、トーク画面の下部に固定表示されるタイル状のメニューのことです。
クーポンなどLINE公式アカウントの機能のほか、ECサイトや予約サイト、SNSなど外部サイトへのリンクも設定できます。

通常は6区画までボタンを作ることができますが、Lステップやエルメなどの拡張機能ツールを使うと無限にボタンを作ることができます。

しかし、多過ぎるボタンには注意が必要です。

人には「選択肢が多すぎると、そもそも選択すること自体を辞めてしまう」という心理があります。そのため、リッチメニューもボタンを増やし過ぎることで本来タップして欲しい部分がタップされなかったり、そもそも一度もタップされないということが起こります。

実際、弊社が支援しているクライアント様も、リッチメニューの項目はできるだけ少なくした状態で構築・運用をしており、そちらの方が成約率が比較的高い傾向にあります。

もちろん事業課題によってボタン数を増やす場合もありますが、基本的には必要なボタンだけ入れるのが良いでしょう。

配信メッセージの目的が複数ある

皆さんは、以下の配信文の問題点がわかりますか?

こんにちは!
友だち追加ありがとうございます!
まずこちらのアンケートにお答えください!
お問い合わせの際はチャットにご記入ください!

それは、「一つの配信に対してアクションが複数ある」ということです。

①アンケートに答えて欲しい
②問い合わせして欲しい

この2つの呼びかけを一つの配信で行なってしまっています。

一つの配信に複数のアクションを求めると、ユーザーは何をすれば良いか迷ってしまい、結果的にどのアクションも取らない可能性が高くなります。

そのため、LINE配信を行う際は以下3つのポイントを押さえることが重要です。

✅ 一つの配信につき一つのアクションに絞る
✅ そのアクションの目的を明確にする
✅ ユーザーにとって分かりやすい指示を心がける

これらのポイントを押さえた上で、先程の例を改善すると次のようになります。

こんにちは!
友だち追加ありがとうございます! 
〇〇さんに合った配信をするために、
たった15秒で終わるアンケートをご用意しました。 

以下のリンクからご回答いただけると幸いです。
 [アンケートに回答する] 

このように、1つのアクション(アンケート回答)に焦点を当てることで、ユーザーの行動を促しやすくなります。

すぐに自動化する

業務効率化や自動化のためにLINEを導入したという企業も多いかと思いますが、そればかり意識してしまうとお客様の都合を無視してしまいがちです。

典型的なケースとして、このような配信が挙げられます。

お問い合わせありがとうございます。
 以下のQ&Aをご確認ください。
 [Q&A一覧へのリンク] 

それでも解決しない場合は、
 こちらのフォームからお問い合わせください。
 [問い合わせフォームへのリンク] 

一見すると効率的に見えますが、 この配信には3つの大きな問題があります。

☑️ ユーザーの問題に対して個別対応をしていないように感じさせる
☑️ ユーザーに余計な手間をかけさせている (FAQを確認し、解決しなければさらにフォームに記入する必要がある)
☑️ ユーザーとの直接的なコミュニケーションの機会を逃している

自動化は業務効率を上げるためには重要ですが、あくまでもユーザーの満足度を損なわない範囲で行うべきです。そこで、完全に自動化するのではなく個別対応と自動化を織り交ぜた半自動化の運用を行いましょう。

例えば、先程の例を改善するならこのようなイメージです。

お問い合わせありがとうございます。
どのようなことでお困りでしょうか?
 簡単にお聞かせください。 
できる限り迅速に対応させていただきます。

これも自動で送っていますが、個別で相談に乗ってくれる感じがします。
このような”個別っぽい配信”をすることで、

✅ お客様一人一人に個別対応している印象を与える
✅ お客様の声を直接聞くことができ、 より深い理解と関係構築につながる
✅ よくある質問については、事前に用意した 回答テンプレートを使用することで効率的な対応も可能

LINE公式アカウントやLステップの真の価値は、業務効率化だけでなくお客様とのより密接なコミュニケーションにあります。
このバランスを上手く取ることで、効率的かつ効果的なLINEマーケティングが実現できます。

LINE運用をしていない

LINEの成果が出ていないという企業にお話を伺うと、「LINE構築をしてからほぼ放置していた」というケースが非常に多く見受けられます。

しかし、LINE公式アカウントは、構築自体よりもその後の運用の方が重要です。

LINE運用では、以下3つのPDCAをひたすら回し続ける必要があります。

①友だち追加の実施
②定期配信の実施
③分析

しかし、実際には多くのLINE構築業者が運用を軽視してしまっており、「構築したまま放置」状態になっているため成果の出ないアカウントとなってしまっているのです。

LINE運用の方法については以下の記事で解説しています。こちらもぜひご覧ください。

まとめ

今回は、『一生成果が出ないLINE公式アカウントの特徴TOP5』をご紹介しました。
アカウントを開設したのに成果を得られないという方は、5つの項目に当てはまるものがないかチェックしてみてくださいね。

また、5つ目の「LINE運用をしていない」成果が出ない原因として最も可能性が高い項目です。アカウント運用についてお悩みの方は、ぜひ無料カウンセリングにお申し込みください。弊社のLINEマーケターが、御社のアカウントを拝見した上で適切な運用法をご提案させていただきます。


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