Lステップって本当に必要?導入すべき会社と、そうでない会社
LINE公式アカウントの拡張機能ツール、Lステップ。便利な機能が数多く搭載されており、導入を検討している企業も多いのではないでしょうか。
しかし、Lステップを導入するには注意点があります。これを知らずに導入すると、Lステップを活用しきれず、コストの無駄になってしまう可能性も…。
そこで今回は、『Lステップって本当に必要?導入すべき会社と、そうでない会社』と題し、Lステップのメリット・デメリットや、導入する上での注意点をお伝えしていきます!
Lステップのデメリット
Lステップは非常に多機能で便利なツールですが、導入する前に理解しておくべきデメリットもいくつか存在します。
①導入コストがかかる
Lステップには、機能の数や配信数によって
・スタートプラン
・スタンダードプラン
・プロプラン
の3つのプランが用意されており、初月費用は全て無料です。
しかし、最も安いスタートプランでも月々5,000円(税込)の使用料がかかります。
<Lステップ料金表>※2024/8/11時点
プラン名 | スタートプラン | スタンダードプラン | プロプラン |
---|---|---|---|
初期費用 | 0円 | 0円 | 0円 |
初月料金 | 0円 | 0円 | 0円 |
月契約(税込) | 5,000円/月 | 21,780円/月 | 32,780円/月 |
月間配信数 | ~5,000通 | ~30,000通 | ~50,000通 |
参照:料金について | Lステップ公式 https://linestep.jp/lp/01/plan.html
また、Lステップ利用時には、別途「LINE公式アカウントの利用料金」も発生するため、あらかじめ月額費用がいくらかかるのかをシミュレーションしておくのをおすすめします。
<LINE公式アカウント料金表>※2024/8/11時点
プラン名 | コミュニケーションプラン | ライトプラン | スタンダードプラン |
---|---|---|---|
月額固定費 (税別) | 0円 | 5,000円 | 15,000円 |
無料メッセージ通数 (月) | 200通 | 5,000通 | 30,000通 |
追加メッセージ料金 (税別) | 不可 | 不可 | ~3円/通 |
参照:LINE公式アカウント料金プラン | LINEヤフーfor Business https://www.lycbiz.com/jp/service/line-official-account/plan/
②設計・構築に手間がかかる
Lステップの最大の特徴は「詳細なデータ分析ができること」です。例えば以下のような情報もLステップによって可視化することができます。
・誰が購入したのか?
・何回購入したのか?
・購入者の特徴は?
・興味度が高い人は誰か?
・どの経路からの流入が多いのか?
しかし、このようなデータ分析を行うためには、事前に「タグ付け」や「スコアリング」といった細かな設定が必要となります。
また、シナリオ配信機能(※)を設定する際も、誰に・どのタイミングで・どのような配信メッセージを送信するのか等、細かな分岐を設計する必要があります。
(※ シナリオ配信:登録しておいた複数のメッセージを、指定したタイミングで順番に自動配信する機能)
そのため、Lステップの機能を最大限に活用するには、導入前の設計が非常に重要で、最低でも1ヶ月〜2ヶ月程度の時間をかけて作り上げる必要があります。
不安な方は、Lステップの構築・運用を担うLステップマーケターに任せるのも一つの手段です。弊社はLステップ開発元の厳正な試験を突破した正規代理店です。無料相談も常時受け付けておりますので、お問い合わせフォームよりお気軽にお申し付けください!
Lステップの設計についてはこちら↓
Lステップのメリット
次に、Lステップを導入するメリットについて解説します。
①購入率や配信の反応率などを細部まで計測できる
Lステップは、「購入率や配信の反応率などを細部まで計測できる」という大きなメリットがあります。
また、顧客の行動を詳細に追跡し、登録者ごとのデータを蓄積することができます。これにより、登録者の購買傾向や興味を把握し、よりパーソナライズされたマーケティングを展開することが可能です。
②友だちの状況によって配信を区分けできる
Lステップは、 登録者を様々な条件で分類することができます。例えば、以下のような条件で登録者を分けることが可能です。
属性情報:年齢、性別、居住地などの基本的な属性情報。
行動履歴:過去のメッセージの開封状況、クリック状況、購入履歴などの行動データ。
興味関心:アンケート回答やタグ付けなどによって収集したユーザーの興味関心情報。
このような分類をもとに、特定の条件を満たすグループに対して異なるメッセージを配信することができるため、登録者の状況や行動に応じたきめ細やかなコミュニケーションを取ることが可能になります。
③マーケティングプロセスを自動化することができる
最初の設計と構築さえしっかりと作り込むことができれば、その後の友だち登録→商品購入→リピートまでのプロセスを自動化することができます。
また、メリット①②で紹介したように、登録者それぞれの属性に合わせ、自動的にメッセージ配信やコンテンツの提供を行うことができるため、業務効率化にも大きく貢献します!
Lステップを導入すべき企業
以上のメリット・デメリットから、Lステップを導入するべき企業は以下の4つです。
✅LINEを使って集客を強化したい企業
✅顧客との長い付き合いを目指している企業
✅データを活用して集客を改善したい企業
✅業務を効率化したい企業
①LINEを使って集客を強化したい企業
LINEを利用して顧客を増やしたい、またはLINEを積極的に活用しようと考えている企業には、Lステップはピッタリです。顧客に合わせたメッセージを送ることで、より多くの人に興味を持ってもらいやすくなります。
②顧客との長い付き合いを目指している企業
顧客との関係を深めて、リピーターを増やしたいという企業には、Lステップや自動メッセージ機能がとても便利です。継続的なやり取りがしやすくなり、長期的な信頼関係を築けます。
③データを活用して集客を改善したい企業
Lステップのデータ分析機能を使うことで、顧客の反応を元にアプローチを見直すことができます。SNS広告の費用対効果も測定できるため、より効果的な集客活動が可能になります。
④業務を効率化したい企業
自動メッセージ機能やスケジュール送信機能を活用することで、業務効率化がに効果的です。また、美容室など実店舗経営をしている場合、Lステップの予約機能などを活用することで、予約管理と顧客管理がLINEの中で一元管理できるようになります。
Lステップの導入を見送るべき企業
反対に、以下のような企業は、Lステップが必要ないか、今は導入する時期ではないかもしれません。
✅運用コストをかけたくない企業
✅データを使った集客に関心がない企業
①運用コストをかけたくない企業
前述のように、Lステップを使うには月々5,000円以上の運用コストがかかります。「運用コストをかけたくない…」という企業は、Lステップの導入は慎重に検討する必要があります。
②データを使った集客に関心がない企業
Lステップの大きな特徴は、優れたデータ分析機能です。そのため、「今のところデータ分析に力を入れる予定はない」という企業にとっては、Lステップの機能はトゥーマッチかもしれません。
まとめ
Lステップは、非常に便利で強力なツールですが、すべての企業にとって必須のツールというわけではありません。自社のLINEの利用状況、規模、予算、人員などを十分に検討し、Lステップが本当に必要かどうかを判断することが重要です。
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