【99%の人が勘違い】LINE公式アカウントのやってはいけない使い方5選!

- 「LINE公式アカウントを使っているけど、あまり効果が出ない…」
- 毎月配信しているけど、全然見られていない気がする…」
こんな風に感じたことはありませんか?
もし心当たりがあるなら、その運用方法は間違っているかもしれません。
これまで100社以上のLINEマーケティングを支援してきましたが、LINE運用で成果が出ていなかった方の99%は、使い方を「勘違い」していました。
例えば、
・LINE登録されたら「お得な情報を発信します!」とだけ伝えて終わらせている
・文章と画像をただ添付して一斉配信している
これらを見て「どこがおかしいの?」と思った方は、要注意!
間違った使い方を続けると、せっかくかけた時間と費用が無駄になり、結局「LINEは効果がない」と諦めてしまうことになりかねません。
この記事では、皆さんの常識を覆すかもしれない「LINE公式アカウントのやってはいけない使い方5選」を、運用の「本質」から徹底的に解説します!
なぜLINEの使い方を間違えてしまうのか?
「やってはいけない使い方」を紹介する前に、そもそも、なぜ多くの人がLINEの使い方を間違えてしまうのでしょうか。
ここで質問です。 LINE公式アカウントは、「何のためのツール」だと思いますか?
情報発信?業務効率化? 色々と思い浮かぶかもしれませんが、私たちが考える正解は「コミュニケーションツール」です。
当たり前だと思うかもしれませんが、ここを本当に理解できていないことが、LINE運用に失敗する最大の原因なのです。
想像してみてください。 もし友だちが落ち込んでいる時に、いきなり「今度遊ぼうよ!」と明るいメッセージを送ったりはしませんよね。普通は「大丈夫?何かあった?」と、相手の状況を思いやるはずです。

コミュニケーションとは、相手の状況や気持ちを理解した上で、適切なタイミングで適切なメッセージを伝えること。
これはLINE運用でもまったく同じです。ユーザーが悩んでいることに対して的確なメッセージを送るから、商品購入や来店に繋がります。
しかし、これがビジネスになった途端、「クーポン機能が使えるから配信しよう」「ショップカード機能を使えばリピートするはず」といった「機能ベース」で考えてしまいがちです。
大事なのは「戦略」
では、どうすれば正しい使い方ができるのでしょうか?
それは、「誰に」「何を」「どの機能で」伝えるか、しっかり戦略を立てることです。

LINEの本質は「コミュニケーション」。
いかに「1対1」に近いコミュニケーションを実現できるかが、LINE活用の秘訣です。
NGな使い方①:あいさつメッセージに「自己紹介」を入れる
「え?挨拶なんだから自己紹介は普通でしょ?」と思うかもしれませんが、これが大きな落とし穴です。

考えてみてください。 SNSやHPを見て「何か良い情報や特典がもらえるかも」と期待して登録してくれたのに、 自己紹介が延々と送られてきたら、どう思いますか?
お客様が求めていることと、企業が伝えたいことが完全にズレているのです。
あいさつメッセージを変えただけで、ブロック率が10%以上改善した事例も珍しくありません!
改善策:熱量が最も高い瞬間に「特典」をプレゼントする
実は、あいさつメッセージは全配信の中で最も開封率やクリック率が高いのです。
お客様の熱量が最も高いこの瞬間に、企業側の自己紹介ではなく、友だちが最も喜ぶ「特典」をプレゼントしましょう。

これでは、お客様の期待に応えられません。 特典は中途半端にケチってはダメです。お客様が「今ちょうどこれが欲しかった!」と思えるものを用意しましょう。

あいさつメッセージは、最初で最後のビッグチャンス。 ここで友だちの心をガッチリ掴むことが、その後の成果に直結します。
NGな使い方②:一斉配信で「画像」を添付する
2つ目は、一斉配信の方法です。
よくあるテキストと画像を同時に配信する方法は、一見問題なさそうに見えますが、これには2つの大きなデメリットがあります。

デメリット①:通知文章の変更ができない
テキスト+画像で配信すると、友だちのスマホには「(アカウント名)が写真を送信しました。」という通知が表示されます。 これでは何が送られてきたか分からず、「あとで見よう」と思われ、そのまま開封されません。

デメリット②:配信画像内にリンクを設置できない
このタイプの配信では、画像をタップしてもリンク先には飛ばず、画像が拡大表示されるだけです。 お客様からすれば、詳細ページや予約ページにすぐに飛べた方が便利ですよね。
改善策:「リッチメッセージ」機能を活用する
これらのデメリットは、LINE公式アカウントの「リッチメッセージ」機能を使えば解決します。リッチメッセージは、画像そのものにリンクを埋め込める機能で、通知のテキストも自由に設定できます。


リッチメッセージなら、通知の段階で「何が送られてきたか」を伝えられ、開封後も画像をタップするだけでスムーズに目的のページへ誘導できます。
実際に私たちのクライアント様で、配信文章内のテキストリンクのタップ率が18.9%だったのに対し、リッチメッセージに変えたところ、タップ率が31%に向上した事例があります。
反応率が1.8倍近く変わるなら、使わない手はありませんよね。
お客様を迷わせない工夫が、成果に繋がります。
NGな使い方③:リッチメニューから外部サイトに遷移させる
3つ目は、トーク画面下部に固定表示される「リッチメニュー」の使い方です。

一般的にリッチメニューのタップ率は、友だち全体の20%〜30%前後と言われています。 タップしてくれる方は、あなたの商品やサービスに前向きな興味を持っている「貴重なお客様」です。
それにも関わらず、「予約はこちら」ボタンをタップしたら、HPの予約サイトなど「外部サイト」に飛ばしていませんか?
お客様は、外部サイトに遷移した途端、別の情報が目に入ったり、ページの読み込みがストレスになったりして、LINEに戻ってこなくなってしまいます。
改善策:LINEアプリ内で全て完結させる
お客様の離脱を防ぐためには、予約や情報確認などを、できるだけLINEアプリ内で完結させることが重要です。

例えば、「予約はこちら」をタップしたら、外部サイトに飛ばすのではなく、LINEのトーク画面内でそのまま予約フォームが表示されるようにします。


(※LINE公式アカウントの標準機能だけでは実現が難しいため、Lステップなどの拡張ツールの導入が必要になる場合があります。)
お客様にストレスを感じさせないスムーズな導線設計が、競合他社との差を生みます。
NGな使い方④:診断やアンケートを「適当」に考える
LINEで診断コンテンツやアンケート機能を使っている方は、かなりLINE活用に積極的だと思います。しかし、そのアンケート、「何となく」作っていませんか?
アンケートや診断は「医者の診察」と同じ
私たちが病院に行くと、医者は「いつから症状が?」「熱は?」「だるさは?」と質問(診察)をしますよね。そして「あなたはインフルエンザです」と診断し、「インフルエンザを治す薬」を処方します。 この時点で「薬はいりません」と断る人は、ほとんどいません。
これは、LINEのアンケートや診断も全く同じです。

つまり、アンケートや診断の作り方次第で、医者が薬を処方するように、自然な流れで商品をおすすめできるのです。
事例:ペットショップの診断コンテンツ
以前ご支援したペットショップ様では、猫ちゃんのサークル(お家)をECで販売していました。 サークルは猫の身体の大きさや性格によって合う・合わないがあるため、診断コンテンツを導入しました。
LINE上で猫ちゃんに関する質問に回答していくと、最終的に「あなたの猫ちゃんに合うサークルはこれです」と、全6通りの中から最適な結果が表示されます。 そして、その診断結果の画像をタップすると、そのまま商品購入ページに飛べるようになっています。


結果、この診断結果が表示された人のうち、60%の方が商品ページに遷移するという高い成果が出ました。

NGな使い方⑤:ステップ配信を「メルマガ」のように使う
「ステップ配信」とは、登録からの日数や特定のアクションに応じて、あらかじめ用意したメッセージを自動配信する機能です。
ここでやってはいけないのが、「メルマガのように使うこと」です。
メールとLINEは「媒体」として全く別物
「メールは手紙、LINEは会話」 このくらい特性が違います。
メールは「拝啓」から始まる手紙のように、ある程度の長文でも「時間がある時にまとめて読もう」と開封されます。 一方、LINEは友だちとの「会話」です。
LINEの通知が来た時に、いきなり画面いっぱいの長文が送られてきたら、読む気が失せますよね。
LINEは開封率や緊急性が高い(今すぐ見られやすい)半面、長文の教育には向いていないのです。
改善策:「文章は短く、内容は濃くする」

「文章を短くしたら、内容が薄くなるのでは?」と思うかもしれません。 しかし、LINEの機能を上手く使えば解決します。
メルマガのように1通のメッセージで全てを伝えようとするのではなく、LINEの配信文章は「興味付け」に留めておくのです。
そして、詳細は、
- ・リッチメッセージ(画像)をタップさせる
- ・動画を埋め込んだページに誘導する
- ・ブログのようなコラム(※Lステップ等の機能)を読んでもらう
このように、「見せ方」を変えれば、LINEでも濃い情報を届けることができます。
過去、メルマガ100通分の内容をそのままLINEのステップ配信に実装した企業様が、全く成果が出ずに悩んでいました。 そこで私たちが介入し、その内容を5日分の動画に凝縮してステップ配信した結果、LINEから自動で10〜15%の申込みが入るようになりました。
LINEは情報の「数」ではなく「質」です。 「一通入魂」の気持ちで、配信内容を見直してみてください。
まとめ

これらの注意点を押さえた上で、LINE運用の本質である「コミュニケーション」、すなわち「誰に」「何を」「どんな機能で伝えるか」を考え抜くことが、成果への一番の近道です。
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