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2024/12/31
LINE構築

【完全版】売れるリッチメニューの作成から設定方法まで徹底解説

リッチメニューはLINE公式アカウントのトーク画面上に表示されるメニューのことです。クーポンやショップカードの他、外部サイトのリンクなど様々なコンテンツを設定することができます。

トーク画面の目立つ位置に配置されるため、LINE公式アカウントの「顔」とも言えるこのリッチメニューですが、「何となく」で設置している方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、登録者(友だち)に「タップしたい!」と思わせ、さらに売上や問い合わせ率をUPすることのできる効果的なリッチメニューの作り方を徹底解説いたします!

この記事は、弊社YouTubeチャンネルの『【完全版】売れるリッチメニューの作成から設定方法まで徹底解説!』を一部抜粋しまとめたものです。お時間のある方は、ぜひ本編をご覧ください。

99%が知らない”リッチメニューが必要なワケ”

LINE公式アカウントを開設した後、まず最初にリッチメニューを設置したという人も多いのではないでしょうか。しかし、そもそも「なぜリッチメニューが必要なのか」を考えたことはありますか?

☑️ お客様がいつでも商品購入やお問い合わせができるようにするため
☑️ 顧客教育に繋げるため
☑️ 業務効率化するため

など様々な答えがあるかと思います。しかし、実はこれ以外にも「ほとんどの方が知らないリッチメニューが必要な理由」があるんです。

ズバリ、それは「顧客行動データを収集するため」です!

「顧客行動データ」って…何?

顧客行動データとは】
LINEマーケティングにおいて、LINE内の顧客(友だち)がどのリッチメニューを何回タップしたのかを計測したデータのこと。

LINE公式アカウントは、下の画像のようにどのボタンが何回タップされているのかを分析することができます。

さらに、拡張機能ツールであるLステップを導入すると、顧客ごとに「何を・何回タップしたのか」計測できるようになります。

ここまで詳細に顧客の行動データを収集できるSNSは他にありません。

問い合わせ窓口や顧客教育として用いるならホームページや他のSNSでも代用可能ですが、より深く顧客の行動パターンを可視化するのであればLINEが最強です。

そして、その行動パターンを可視化するのにリッチメニューは必要不可欠なんです!

では、そんなリッチメニューの役割を理解した上で、具体的にどのようなリッチメニューを作れば売上&問い合わせUPに繋がるのかを解説していきます!

リッチメニューは導線設計が9割

リッチメニューの成否を決める最も重要な要素は、実は作成前の「導線設計」にあります。これは、コンビニの商品陳列と同じ原理で考えることができます。

「衝動買い」は仕組まれていた!?

コンビニに行くと、買うつもりの無かったデザートをついつい手に取ってしまうという人も少なくないと思います。実はこの「衝動買い」、コンビニ側のとある仕掛けによって引き起こされているんです。

人間には「左回りに行動しがち」という修正があります。そのため、明確な目的がない時、人間は無意識に壁伝いを左回りに歩いてしまいます。

その習性を利用し、コンビニでは飲み物やデザート・パン類など「衝動買いしがちな商品」を壁伝いに配置し、ぐるっと左回りするお客様の目に留まるようにしています。

視線の動きにも注目!

さらに、商品棚の陳列方法には「人間の視線はZ字に動く」という習性がしばしば利用されています。

商品棚に注目すると、売れ筋商品は棚の中央右側に配置されていることがよくありますが、これは

中央:最も長く視線に映りやすい
右側:Z字の最終地点(右下)は視線に留まりやすい
  :右利きの人が手に取りやすい

という理論に基づいて行われています。

このように、顧客の行動を自然に誘導することができる「導線設計」をリッチメニューにも活用しましょう!

目立たせたいボタンは真ん中か右下に置こう!

リッチメニューのボタン配置も、商品陳列の例と同じアプローチが有効です。

例えば6区画のリッチメニューの場合、下段の真ん中と下段の右下では、下段右下の方がタップ率が2.5倍以上高い傾向にあることがわかっています。

画面占有率にも注意しよう!

さらに、来店予約や商品購入などの訴求コンテンツを配置する場合は、1枠よりも2枠使った方がタップ率が2倍も高いというデータが出ています。

これは、2枠使った方がトーク画面を開いた際の画面占有率が高くなるためです。

必要以上にボタンを増やすと重要なボタンがタップされづらくなってしまうため、ボタンの数は最低限に絞り、訴求したいコンテンツを大きめに配置するのがおすすめです。

マイクロコピーで行動喚起せよ

マイクロコピーとは「ボタンなどの小さなスペースに入る短い言葉のこと」で、ユーザーに行動させるための最後のひと押しになるコピーです。

例えば、よくあるリッチメニューのボタンも

・【会社概要】→【私たちについて知る】
 ・【お問い合わせ】→【相談してみる】
・【商品一覧」】→【人気商品を見てみる】

のように変換することで、ただの説明的な言葉から行動を促す言葉へと変わります。

実際、「送信」という2文字を「今すぐ申し込む」や「席を確保する」といったコピーに変更すると、成約率が1.5倍以上も上がったというデータがあります。

さらに、ボタンの近くに「〇〇秒で完了!」と記載して行動のハードルを下げたり、「混雑する期間のためご予約はお早めに」と記載してより強く行動を喚起することもできます。

デザインは作るな

近頃は、Canvaなどテンプレートが豊富に揃ったツールもあり、リッチメニューも自分でデザインしようという方もいらっしゃるかと思います。

しかし、リッチメニューはLINEのトーク画面の半分近く占有するため、LINE公式アカウントの「顔」と言っても過言ではありません。そのため、デザインをしっかり作り込むことでブランディング効果とタップ率を大きく向上させることができます。

プロのWebデザイナーさんに依頼した場合も2~3万円程度でクオリティの高いものができるので、デザインも妥協せずに用意しましょう。

外注する際の参考に!リッチメニューデザイン集を配布します

ただ、外注する際にどのようにイメージを伝えれば良いか悩みますよね。

そこで、弊社がこれまで手がけたリッチメニューのデザイン集を配布いたします!
まずは下の画像から弊社の公式LINEに登録いただき、トーク画面上で「デザイン集」と入力してください。そうすると自動返信でデザイン集が配布されます!

\リッチメニューのデザイン集はこちらから!/

実は知られていないリッチメニュー活用の極意

ここまで、

①リッチメニューは導線設計が大事
②マイクロコピーも大事
③デザインは妥協せずプロにお願いしよう

といったことをお伝えしてきました。この3点を押さえる事で、売上UPに繋がるリッチメニューが完成します。

しかし、実はもう一つ重要なことがあります。それは、この記事の冒頭で紹介した「ほとんどの方が知らないリッチメニューが必要な理由」にまつわることです。

顧客行動データを活用しよう!

冒頭でもお伝えしたように、リッチメニューは「顧客行動データの収集」に非常に役立ちます

LINE公式アカウントのみの場合、どのリッチメニューをどのくらいタップされたかが分かります。

さらに、Lステップなどの拡張機能ツールを使うと、

・友だち追加した日
・最後に配信やリッチメニューをタップした日
・商品を購入した日

など友だちがアクションした日時を計測したり、

・リッチメニューのどのボタンを何回タップしたのか
・配信やリッチメニューを含め友だちの興味度はどのくらいか

といったことまで、一人一人の行動データを細かく収集することができます。

このデータを活用することでより熱量の高いお客様を可視化することができるため、個別チャットセールスもより効率的に行うことができ、営業コストの削減にも繋がります。

顧客行動データを活用した個別チャットセールスの事例

弊社が支援させていただいた美容クリニックにて、お正月のイベントとしてお年玉キャンペーンを実施しました。

その際「リッチメニューをタップしたのに予約をしなかった方」を絞り込み、

予約する上でお悩みや不安はありませんか?相談に乗りますよ!

と配信したところ、予約率が10%上がりました!

このように、リッチメニューで行動データを収集し、そのデータを元に熱量の高い顧客を発見して個別チャットや絞り込み配信を実施することで成約率UPが見込めます。

最後に

今回は売上UPに直結するリッチメニューの作成方法や活用方法をご紹介しました!

「やり方はわかったけれど、実際に自分の会社でどう運用していけば良いかわからない」という方は、ぜひ弊社の無料カウンセリングにお申し込みください。弊社のLINEマーケターが、御社の現状と事業課題をお伺いした上で、LINEのおすすめの運用方法についてご提案させていただきます!


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