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2024/06/13
LINEマーケティング

【YouTubeまとめ】LINE公式アカウント活用徹底解説!

国内のアクティブユーザー数が9,500万人を超えるLINE。他のメディアと比較してもメリットが多く、多くの企業が利用している重要なツールです。

そこで今回は、

・今後LINE公式アカウントを活用していきたい
・すでに運用しているが成果が出ていない

といった企業向けに、LINE公式アカウントの最適な活用方法について具体的なアクションに落とし込んで解説していきます!

この記事は、弊社YouTubeチャンネルの『【完全版】LINE公式アカウント活用徹底解説!』を一部抜粋しまとめたものです。お時間のある方は、ぜひ本編をご覧ください

LINEと他のメディアとの違い

LINEと他のメディアとの大きな違いは「情報発信の方法」です。
皆さんは、「プル型メディア」と「プッシュ型メディア」を知っていますか?

⚫️プル型メディア

お客様側からコンテンツを見つけてもらうメディア。
例:YouTube、Instagram、X、TikTokなど
【メリット】お客様が自ら情報を求めてくるため、「濃いお客様」が集まりやすい
【デメリット】見つけてもらえなければ、無人島でお店を開いているのと同じ状態

⚫️プッシュ型メディア

こちらのタイミングでお客様に情報を届けるメディア
例:テレビ、新聞、DM、チラシ、メルマガなど
【メリット】ダイレクトに情報を届けることができる
【デメリット】お客様は受け身の姿勢なので、興味を示さなかったりうざがられてしまう可能性がある

LINEはプル型&プッシュ型の二刀流!

LINEはプル型とプッシュ型の両方の特性を兼ね備えています。
そのため、お客様と双方向のコミュニケーションが可能です。

「Instagramや他のSNSでもコミュニケーションが取れるのでは?」

と思われるかもしれませんが、LINEは個別チャットだけではなく一斉配信もできます。
そのため、登録者に対して一斉にキャンペーンを打つことも可能です。

開封率はメルマガの6倍

「一斉配信ならメルマガでも良いのでは?」という声もありますが、
メルマガとLINEとでは開封率が全く違います。

メルマガの開封率が10%〜30%と言われるのに対し、LINEの開封率は60%以上!
なんと6倍以上の差があるのです。

日常における使用率が非常に高いLINEだからこそ、企業からの情報も自然に受け取れ、
高い開封率とリーチ率を実現しています。

LINEのビジネス活用

LINEのビジネスでの活用方法は主に3つです。

①リピート集客

一つ目は「リピート集客」です。この方法は、特に飲食店で用いられています。

お客様が飲食店をリピートしない要因の一つは「行ったお店のことを忘れてしまう」ことだと言われていますが、LINEの配信機能を使えばその対策を打つことができます。

例えば、以前来店したお客様に「次回使える割引クーポン」を送ることで、お店のことを思い出してもらい、再来店を促します。

②顧客単価アップ

2つ目は「顧客単価アップ」です。これは、特にオンライン販売をしている方におすすめです。

最近は、店舗経営されている方が通販を始めたり、通販メインの企業も店舗を始めたりしていますが、LINE公式アカウントはこのオフラインとオンラインの橋渡しの役割を果たすことができます。

例えば、パーソナルジムの場合、LINE公式アカウント内にオンラインショップを構築し、プロテインやサプリメントの定期購入を促進することができます。また、新商品の案内やキャンペーン情報もLINEでタイムリーに送信することができ、追加購入を促すことも可能です。

③業務効率化

3つ目は「業務効率化」です。これは、特に予約の管理にお困りの店舗経営者におすすめの方法です。

予約の管理というと、

・接客中や休憩時間に電話が来てしまう
・休業日や外出中に電話が来て対応できないことがある

といったお悩みがあるかと思います。
そこで、LINEと連携した予約ツールを用いることで、予約対応が楽になり、キャンセル率の低減や面接の移行率向上などの効果があります。また、自動応答機能を利用することで、予約の確認やリマインドを効率的に行えます。

売上を上げる方法

続いて、LINE公式アカウントを運用する上で覚えていてほしい「LINEで売上を上げる公式」を紹介します。

LINEで売上を上げるためには、【友だち数】【反応率】【単価】のそれぞれの数値を上げていくことが重要です。具体的な方法は、次章で順番に説明します!

友だちの集め方

友だちを集める方法にも公式があります。

友だち数=【ターゲット数】×【気づく率】×【なりたいと思う率】
・ターゲット数:どこで友だちを集めるのか
・気づく率:LINEの存在に気づいてもらえるのか
・なりたいと思う率:気づいた人がLINE登録したいと思えるのか

中でも重要なのは気づく率なりたいと思う率です。

例えば、気づく率を上げるには、
HPにポップアップバナーを表示させクリック率を上げたり、店舗であれば目立つ場所にポスターなどを貼り、分かりやすくLINEの存在を伝えるのが大事です。

また、なりたいと思う率を上げるには、キャンペーンや特典を用意するといった方法があります。

反応率アップの方法

反応率を上げるためには以下の3点を実践してください。

配信回数を増やす
今買わなきゃいけない理由を作る
動画を配信する

「配信しすぎるとブロックされるのでは?」と思うかもしれませんが、ブロックされる原因は以下のケースが多いのです。

①興味の薄いお客様が登録してしまっている
②お客様が興味のない配信企画をしている

①については、成果が出ていない広告媒体やバナーのクリエイティブを見直し、ターゲットにあった内容に変更することで対策できます。

また、配信回数についても、ただ闇雲に増やすのではなく期限を決めるようにしましょう。
例えば、個別相談のお申し込み期限やキャンペーンの締め切りを設定し、その期間中に締め切り期限のお知らせや申込状況を配信することで「今この商品を買わなきゃいけない理由」を作ることができます。

また、普段テキストのみの配信を行なっている場合は、動画を取り入れてください。
テキストのみの場合と比較するとお客様の注意を引きやすく、またマーケティングにおける「教育」にも効果があるため購買意欲を高めやすくなります。

顧客単価アップの方法

多くの方が「LINE公式アカウントはリピート率を上げるツール」と思っているかもしれません。しかし、以下のポイントを押さえることでLINEを活用し単価を上げることができます。

・オフラインとオンラインを橋渡しする
・商品購入後のお客様に対する教育を強化する

オフライン ↔︎ LINE公式アカウント ↔︎ オンライン

例えば、美容室でシャンプーなどの物販を販売したい場合、直接お客様に売り込むのは抵抗があるスタッフも多いでしょう。そこで、LINE公式アカウント内にオンラインショップを構築することで、お客様が欲しい時にいつでも購入できる環境を作ります。

定期購入にも繋げられるので、顧客単価も上がり、スタッフのストレスも軽減されます。

また、パーソナルジムでのプロテインの通販や、サロンでの美容アイテムの販売などにも活用できます。オンラインから商品を購入したお客様が店舗に来ることもあり、複数のチャネルの橋渡し役として機能します。

教育の重要性

単価を上げるためには、商品購入後のお客様への教育も重要です。

例えば、オンラインのサブスク系サービスで退会率が高い原因は、お客様がサービスの使い方を理解していない、効果を実感していないことが多いのです。購入後の教育が不足していると、せっかくのサービスの価値が伝わりません。

実際に、サブスク契約後のアフターフォローを自動化し、以下のような配信を行いました。

1ヶ月後】
「こんな使い方がおすすめです!」とサービスの利用方法を伝える
【2ヶ月後
「3ヶ月間利用した方にはこんな変化がありました!」と効果を実感させる
3ヶ月後】
追加特典を提供し、継続することのメリットを伝える

その結果、平均解約日数が45日から93日に延びました。
このように、商品購入後のお客様にも教育を行うことで、顧客単価をアップさせることができます。

運用方法

最後に、LINE公式アカウントの運用方法について紹介します。
多くの企業がLINEを取り入れている中、うまく運用できず成果に繋がっていないというところも少なくありません。

構築だけでは不十分

LINE公式アカウントは一度構築すれば自動化でき、売り上げが上がる!と思っている方もいるかもしれません。しかし、実際はそのようなことはありません。むしろ、構築後に何度もPDCAサイクルを回してアカウントを改善する運用が重要です。

運用の課題

多くの企業で成果に繋がっていない原因のほとんどが次の2点にあります。

  • 自社で運用できる体制が整っていない
  • 構築してもらった業者が運用してくれない

LINE公式アカウントを上手く活用するためには、自社で運用体制を整えるか、運用担当者に業務を委託する必要があります。

実際の運用方法

では、具体的にどのように運用すれば良いのでしょうか?以下のポイントを押さえておきましょう。

⚫️LINEで売上を上げる公式

まず、復習です。LINE公式アカウントで売り上げを上げる公式は次の通りです。
これらの数値をそれぞれ上げるために、具体的な運用施策を実行し、分析・改善を繰り返します。

⚫️必要な分析項目

運用で最低限分析すべき項目は次の2つです。

①友だちの流入経路
②配信の反応率

①友だちの流入経路
友だちがどこから追加されたのかを計測します。例えば、Instagramから20人、YouTubeから35人、広告から50人など、具体的な流入経路を把握することで、友だちの集客施策が正しいかどうかを評価できます。

②配信の反応率
キャンペーンなどの配信で、どれだけの人が開封し、リンクをタップしたかを分析します。さらに、その反応した友だちがどのくらいの割合で商品購入に至ったかまで追います。このデータに基づいて、効果的な配信内容を見極め、再現性の高い「売れる配信のテンプレート」を作ります。

効果的な運用例

例えば、美容クリニックでは、キャンペーン時にお客様の不安を解消するための情報を配信することで、前月と比べて14倍以上申し込みが増えた事例があります。

また、友だちの流入経路と配信の反応率を組み合わせて分析すると、無駄な経費を削減できます。例えば、広告からの友だちが多く集まっても成約率が低い場合、広告予算を他の効果的なチャネルに振り分けることで費用対効果を高められます。

このように、LINE公式アカウントを運用する際は、友だちの流入経路と配信の反応率を定期的に分析し、PDCAサイクルを回し続けることが重要です。
これらのポイントを押さえて、自社の運用体制を整えるか、適切な業者に委託しましょう。

まとめ

今回は、LINE公式アカウントの基本的な活用方法についてお伝えしました。
弊社のYouTubeチャンネルでは、今後もLINEのリアルなノウハウを積極的に発信していきます!
もっと詳しく知りたいことがあれば、是非チャンネルのコメント欄にてお知らせください。

また、下の画像をクリックし弊社のLINE公式アカウントにご登録いただくと、すぐに使えるLINEの活用テクニックをまとめた資料をお配りしています!

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