【2024年最新版】Lステップ神機能20選 <part2>
前回のコラムでは、Lステップのおすすめ機能を1~10番目までご紹介しました。
今回ご紹介する機能は、
・リードタイムを計測し収集する機能
・ファネル分析をする機能
・友だちの状況や対応の優先度を視覚化する機能
など、「Lステップってこんなこともできるの!?」と驚愕すること間違いなしの優秀なマーケティング機能が満載です!
ぜひご覧ください。
この記事は、弊社YouTubeチャンネルの『【2024年最新版】Lステップ神機能20選【徹底解説】』を一部抜粋しまとめたものです。お時間のある方は、ぜひ本編をご覧ください。
11.友だち情報機能
友だち情報機能は、友だち一人ひとりの個別情報や行動履歴を管理することができる機能です。10番目に紹介した”タグ”との違いは、「友だちごとに異なる情報を管理できる」という点です。
【タグ管理機能で管理できる情報】
(例)流入/経路/性別/年代/会員or非会員/購入有無 etc.
【友だち管理機能で管理できる情報】
(例)名前/住所/メールアドレス/電話番号/生年月日 etc.
この機能を活用することで、リードタイムの計測とスコアリングが可能になります。
リードタイムの計測
リードタイムとは、顧客が商品を購入するまでの期間を指します。
Lステップでは「友だちがLINEを登録した日時」と「CVした日」を収集することができるため、このデータをもとにリードタイムを短縮する施策を練ることができます。
スコアリング
スコアリングは、友だちのアクションに応じてポイントを付与することができる機能です。
例えば
・リッチメニューをタップしたら+1
・配信のリンクをクリックしたら+5
・アンケートに回答したら+10
といったように、友だちのアクションを加点的に記録していくことで、熱量の高い顧客を発見することができます。
実際に、弊社クライアントのLINEアカウントで分析したところ、商品購入者のスコアは以下のようになりました。
100点以上→31%
65点以上→29%
25点以上→9%
24点以下→3%
この結果から、「スコアが高い(=反応率が高い)友だちほど購入率が高かった」ということがわかります。
その場合、一斉配信でキャンペーンを打つよりも、スコアが高い顧客宛に個別メッセージを送った方が売り上げが上がる可能性があります。
こういった分析ができるのが、スコアリングの大きな強みです。
12.対応マーク管理
対応マーク管理は、個別トークでの顧客対応状況を視覚的に管理する機能です。
使い方は様々で、例えば企業の採用アカウントでは、下の画像のように「書類選考中/1次面接調整中/2次面接中」と選考の進捗度で分類したり、「Aさん担当」のように担当スタッフごとに振り分けています。
さらに、この対応マークをスコアリングと連携させることで、下の画像のようにお客様の興味度をランク分けすることもできます。
13.アクション管理機能
アクション管理機能は、あらかじめ指定したアクションを自動で実行させる機能です。
例えば、
・配信したリンクを3回以上クリックした人に営業のメッセージを自動配信する
・スコアが100点以上に達した友だちがいた時にスタッフに通知が来るように設定する
といったこともでき、熱量の高い顧客にスピーディーに対応できるようになります。
スケジュール設定
さらに、Lステップのプロプランでは「スケジュール設定」という機能も活用できます。これは決めた時間に定期的にアクションを発生させることができる機能です。
例えば、
・「シャンプーに興味あり」とタグがついている人に、毎月第2水曜日にシャンプーの割引キャンペーンの配信を送る
・「誕生月が4月」というタグがついている人のみに、毎年4月に誕生日クーポンを配信する
など、決められたアクションを自動化することができます。
この機能を使えば、業務効率化をしながら顧客一人一人に合った施策を自動で打つことが可能になります。
14.URLクリック測定
URLクリック測定は、送信したURLがどれだけクリックされたかを測定する機能です。
例えば、キャンペーン配信を100人の友だちに送り、10人にクリックされたらクリック率は10%、その10人のうち10%が予約した場合は、予約数は1件になります。
友だち100人にキャンペーン配信
↓
そのうち10人がURLをクリック(クリック率10%)
↓
1人が予約(予約率10%)
つまり、配信の効果測定が行えるため、キャンペーン施策のPDCAを回すことができるようになります。
15.ファネル分析
ファネル分析は、友だちの行動を段階的に追跡して、各段階での離脱率や移行率を分析する機能です。下の図のように、友だち追加から購入までの過程を可視化することができます。
上の図の場合、アンケートの回答率が40%と低いため、
・アンケートの質問数や内容を変えるか?
・回答後の特典を変えるor増やすか?
など離脱率の原因を明確にし、改善案を考えることができます。
また、採用アカウントの場合も、
会社説明会(100%)
↓
書類選考(60%)
↓
筆記試験・適正テスト(50%)
↓
一次面接(30%)
↓
最終面接(20%)
↓
内定(10%)
といった様に、求職者がどのフェーズまで進んだか可視化できるため、採用フローの課題が明確になり、採用活動の効率を上げることができます。
16.流入経路分析
流入経路分析は、友だちがどのような経路でLINE公式アカウントに登録したのかを分析する機能です。YouTube、チラシ、Instagramなど、媒体ごとに流入経路を計測することができます。
そのため、最も費用対効果の高い集客チャネルを特定し、マーケティング予算を最適に配分することができるようになります。
さらに、この機能の優れている点は、流入経路ごとにあいさつメッセージやシナリオを変えることができるということです。
例えば、YouTubeから登録した人には「いつもYouTubeをご覧いただきありがとうございます。YouTubeでやって欲しい企画など、アイデアがあればどんどん教えてくださいね!」
という様なメッセージを自動送信することができます。
17.クロス分析
クロス分析は、複数の要素を組み合わせて分析する機能です。
例えば
流入経路 × 性別
流入経路 × 購入者
購入者 × スコアリング
のように、顧客情報と購入者の関連性などを比較して見ることができます。
クロス分析の実施事例
占い師として活動されているクライアントは、流入経路×購入者でクロス分析をした際、
・WEB広告メインで集客しているが、商品の購入率が低い
・YouTubeの登録者は3000人ほどで、LINEへの流入数もまだ多くはなかったが、商品の購入率は圧倒的に高い
ということが判明しました。
そこで、広告費を抑え、YouTubeの投稿頻度を増やしたり、企画を改善する戦略に切り替えることになりました。
このように、クロス分析を活用することで、集客や購入率を明確な数字で把握できるようになります。
18.通知機能
通知機能は、友だちのアクションに応じて、管理者やスタッフに自動で通知する機能です。通知の受け取り方は、メールかLINEどちらかを選べるようになっています。
LINE公式アカウントの場合は、友だちからのチャットに対してのみ通知が来る仕組みですが、Lステップの場合は
・カレンダー予約機能で予約が入った時やキャンセル時
・セミナーのお申し込みが入った時
・指定したタグがついた時
など、通知する内容を自由に設定することができます。
この通知機能をより活用するなら、
リッチメニューのお問い合わせを3回タップしたはずなのに、問い合わせをしていない友だちがいる
という場合に通知が来る様に設定し、個別メッセージで「何かお悩みありませんか?」といった一対一のトークに繋げてセールスすることも可能です。
19.スタッフ設定
スタッフ設定機能は、LINE公式アカウントの管理や運用を複数のスタッフで分担するための機能です。各スタッフに必要な権限を設定することで、セキュリティを保ちながら運用することができます。
また、スタッフ設定と似た機能に、「オペレーター機能」というものが存在します。これは、個別トークの権限のみ付与できる機能です。
例えば、スタッフが複数人いる店舗で、各スタッフが担当のお客様とだけ個別のやりとりをする場合、スタッフAさんの画面には、「Aさん担当」とタグが付いたお客様しか表示されないように設定できます。
必要最低限の情報へのアクセスしかできないよう制限することで、誤操作や情報漏洩などのトラブルを回避することができます。
20.データ移行
データ移行はその名の通り、Lステップのデータを他のアカウントに移行することができる機能です。
「移行」と言っても、移行元のアカウントのデータはそのままで、移行先にデータを反映することができます。つまり、データをコピーできるということです。
【移行できるデータ】
・タグ
・友だち情報欄
・カスタム検索
・シナリオ
・テンプレート
・回答フォーム
・自動応答
・コンバージョン
・リマインダ
・イベント予約(カレンダー予約は非対応)
・リッチメニュー
・流入経路
例えば、Lステップを活用している美容室が2店舗目を出展する際、このデータ移行機能を活用すれば、一瞬でLステップアカウントを複製することが出来ます。
データ移行機能の注意点
データ移行機能を使う際は、「同プラン以上でないと移行できない」ということに注意してください。
まとめ
今回は、2本に渡り「Lステップの神機能20選」をご紹介しました!すでにLステップを導入している方も、「こんな優秀な機能があったのか」と驚かれたのではないでしょうか?
ご紹介した機能を一つ取り入れていただくだけでも、業務改善や売上に繋がる可能性があります。
しかし、Lステップを使いこなす上で最も重要なのは「マーケティング的な視点を持って運用できるか」ということです。
・Lステップを導入したが成果が出なかった。
・高額な費用を払って業者に外注したが効果がなかった。
といった声の原因は、業者のマーケティングの知識不足と発注者のLステップの理解不足によるミスマッチだと感じています。
今回の記事をご覧になり、貴社のLINEの運用状況について一度見直してみるのも良いかと思います。
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